松本ブルワリー
松本ブルワリーは、2016年1月に信州松本に新たに誕生したクラフトビールメーカーです。
現在は委託醸造だそうですが、2017年には松本市内で醸造を開始するべく準備をすすめているそうで、タップルームはその直営のビアバーです。
白壁が美しいビアバーにお邪魔して、一杯いただいてきましたので、レポートしたいと思います。
自然派ワインをしっかりいただいた後だけど、一杯だけビールを飲みたくて寄り道
2016年の12月、新平湯温泉に一泊した後松本に移動し、知人の経営する自然派ワインバーでお昼をいただいた私たち。
そう、今回は珍しく二人旅なのです。
Pegのワインと肉料理、そしてコーヒーはどれもすばらしくおいしかったのですが、実は我々は、Pegに向かう道すがら、気になっていたお店がありました。
それが今回ご紹介する「松本ブルワリータップルーム」です。
駅からは徒歩15分ほど。
Pegとは「お向かい」と言っていいほどの近さで、Pegに向かう途中
「あ……なんかあの店ちょっと気になるんだけど……あれ!もうここPegか!」
みたいな感じで、松本ブルワリータップルームの前を通り過ぎて来たんですよね。
実は、私も彼も普段はワインは飲まず、好きなのはクラフトビールと日本酒です。
それで、Pegでワインをいただいているときに
「普段はビールか日本酒ばかりでワインはぜんぜん知らなくて……」
みたいな話をしたところ、Pegのオーナーシェフの菅沼さんが
「それならぜひ、向かいのタップルームに寄っていってくださいよ!僕らも休憩時間に、自前のグラスを持って、よく買いに行くんです」
とお勧めしてくれたのです。
そんなわけで、Pegを出た後、やっぱり気になって寄ってしまいました。
立ち飲みのお店か……外から見た感じだとけっこう人いっぱいっぽいけど入れるかな??
うーん、やっぱ気になる!入ってみましょ。
松本ブルワリータップルームの店内
入ってみたら、そこまでぎゅうぎゅうではありませんでした。
実は2階もあったようで「お2人なら2階へどうぞ」と言われました。
キャッシュオン方式で、カウンターでビールを購入して席に持っていくようです。
旅行中ということで少し荷物もありましたので、まずは席を確保しに2階へ。
2階はこんな感じで、光の入る明るい室内に、4人がけのテーブルが3脚と、2人がけのテーブルが1脚ありました。
コートと荷物を置いて場所を確保し、1階へ戻り、カウンターでビールを購入します。
わりと急で狭い階段なので、ビールを持っての移動は少々気を遣いました。
このときはお腹もいっぱいだったのであまり気にしていませんでしたが、おつまみ類は特になかったと思います。もしかして、市販の物(ピーナツとか)は置いてる可能性もありますが。
私はSmartWheatの1/2パイント。彼はTraditional Bitterのパイントを。
彼はペールエールを飲みたかったようなのですが、この日は繋がっていなかったようです。
このときは3タップでの営業だったのですが、つい先日工事をして、5タップに増えたようですね。
お店が、4/29で一周年とのことだったので、それに合わせたのかもしれません。
スマートウィートはほんのり酸味と苦みがあり、飲みやすくおいしいビールでした。
トラディショナルビターも一口いただきましたが大変おいしく、彼も大変気に入って「料理と合わせてもっと飲んでみたい」と。
しかし、今はもうお腹いっぱいだし、こちらのお店では料理は提供していないので「松本市内で松本ブルワリーのビールが飲める店舗マップ」をいただいて、お店を後にしました。
ごちそうさまでした!!
【再訪したい度】★★★★ ビールおいしかったし、街歩きの途中にふらっと立ち寄りたいお店
店内の雰囲気もよく、1人で来てお店の方たちとの会話を楽しむのも良さそうだし、誰かと来て2階でまったり飲むのもいいなと思いました。
中町通りはいいお店がいっぱいありそうで、迷ってしまいますね。
日が短い季節でしたので、お店を出たときには夕暮れが近づいてきていました。
三連休の中日なので明日も2人とも休日、今日は遅い時間に帰ってもいいねと、遅めの時間のあずさをネットで予約していました。
しかしこのあたり、本当にいい感じのお店がたくさんあって……もっと長く楽しみたかったかも。
センスのいい食器のお店。
ちょっと気になる店構えのかりんとう屋さん。
「かりんとうまんじゅう」も気になる!
ということで、買ってみました。
チョコと普通のやつを1個ずつ。揚げたてをいただけておいしかったです。
かりんとうも、さまざまな味の物が味見できるようになっていて、どれもおいしかったのでお土産に珈琲かりんとうを購入。
パッケージもかわいいですね。
しかし、こちらのお店はなんと1月20日に閉店し、長野県内に何店舗かあった系列店も1月中にすべて閉店してしまったようです。
私たちが来店したときには既に、翌月閉店することが決まっていたんですね。。。なんだかせつない。。。
かりんとう屋さんを出て少し歩いたところに、旅館がありました。
この宿を見て彼が
「いいなあ、こういう昔風の宿、泊まってみたいわ。今日空いてないかなあ」
と言い出したのですが
「三連休の中日にこんな『ザ・観光客向け』な宿は空いてないんじゃないのー」
と返したところ
「いや案外こういうとこって『今日空いてますか?』って中に入って聞いたら泊まれたりしそうじゃない?」
と言うのです。
じゃあ自分で聞きにいってみればいいじゃん、と思うのですが、彼は、口ではそんな風に言うものの、自分から中に入っていって聞いたりするタイプではまったくありません。
私はと言えば、もともとどこへでも1人で行く人間ですから、自分が本当に泊まりたい!と思う場所であれば聞きに行くなりなんなりしますけど、正直そこまで食指も動かなかったので華麗にスルー。
しかしこの宿の前を通過したことで「そうか、松本にもう1泊して、明日の早めの時間に帰るという選択肢もあるよね」という話になりました。
じゃらんで検索したところ、なんと格安で宿が空いていました!びっくり。
というわけでその場で予約し、松本の夜を楽しむことになりました。
ところで先ほど通り過ぎた宿ですが、後から検索してみると、トリップアドバイザーの口コミがすべて外国語。
最近は、外国人観光客が9割で、日本人のお客は昔からの馴染みのお客さんが1割ぐらい、というお店のようです。それもすごいな。
宿にチェックインして少し休んでから、夜の松本に繰り出してみようと思います♪