温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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岩手県花巻市 大沢温泉 菊水館 宿泊記 築160年以上、茅葺き屋根の温泉宿に一人泊

意外にも一人泊の難易度が高い大沢温泉

岩手県花巻市にある大沢温泉は、一軒宿ではありますが新しく高級感のある「山水閣」、茅葺き屋根の「菊水館」、そして自炊部の「湯治屋」というコンセプトの異なる3つの棟で構成されている宿です。

まるで温泉テーマパークのような趣すらある大沢温泉ですが、実は数年前から「休前日の一人泊は自炊部でもNG」となり、一人旅での宿泊はしにくくなってしまいました。(平日を含めて連泊の場合はOKなこともあるようです)

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お隣の鉛温泉は、旅館部も自炊部も休前日に1人泊できるため、最近は専ら「鉛温泉に泊まって大沢温泉で日帰り入浴」ということが多かったのですが、久々に大沢温泉にも泊まりたい!と思い。

今回は、金曜日にお休みをとって、かやぶき屋根の菊水館に宿泊してきましたので、レポートしたいと思います。

花巻駅から路線バスで大沢温泉に向かう

今回、平日にお休みをいただいて花巻に向かったのは、大沢温泉に泊まりたかったのも大きな理由の一つですが、再開したマルカン大食堂に行ってみたかったから、という目的もありました。

マルカンビル大食堂については先に、こちらの記事に書いています。

大食堂は以前とまったく変わらず、1階には居心地のいいカフェもでき、営業中のフロアはすべてWi-Fi完備。ソフトクリームもナポリカツもおいしかったです。

大沢温泉へのアクセス

天気が良かったのでマルカンビルから15分ほど歩いて花巻駅に戻り、大沢温泉や鉛温泉方向に向かう路線バス「湯口線」に乗車します。 

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路線バスは、在来線の「花巻駅」からは1時間に1本程度運行していますが、新幹線の「新花巻駅」は経由していないので、路線バスを利用するなら花巻駅に行く必要があります。

「新花巻駅」から「花巻駅」の間は、JR釜石線で2駅10分弱の距離なのですが、釜石線は2時間に1本ぐらいと非常に本数が少ないため、遠方から来た際に「新花巻駅で新幹線を下りて花巻駅に向かう」のはあまりおすすめできません。

花巻駅に行く際は「北上駅」で下りて東北本線に乗れば、10分ほどで花巻駅に着きますから、そちらのほうがおすすめです。

「新花巻駅」を利用する際は路線バスではなく「花巻南温泉峡組合」で運行する無料のシャトルバスを利用したほうがいいですね。
予約制ではありませんが「満員で座れない」ということにならないように調整しているそうですので、予約の際に「何時のバスに乗る予定」と、宿に伝えておいたほうがいいそうです。

無料シャトルバスは新花巻駅を15時10分、16時10分、17時10分に発車。15分後に在来線の花巻駅を経由して、約1時間後に大沢温泉や鉛温泉に到着します。

無料なので利用したほうがお得なんですが、せっかく15時にチェックインできるのに、シャトルバス利用だと一番早い便でも着くのが16時過ぎになってしまうので、それがちょっともったいない気がして、私はいつも路線バスを使ってしまいます。。。

花巻駅から大沢温泉までの路線バスの運賃は620円です。

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大沢温泉で下車し、道を渡ると大きな看板があります。 

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山水閣と湯治屋に行く場合は右の道を進みますが、今回宿泊するのは菊水館。
初めて、左の道を歩きます!

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坂道を下ります。思ったより距離ありますね。 

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5分弱ぐらいでしょうか。
翌日の朝「バスに乗る」と言ったら、送迎してくださいました。まあ、歩ける距離ではあるんですけど……そういえば鉛温泉もバス停まで送迎してくれるものね。

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川の向こうに、見えてきました菊水館!
特徴的な茅葺き屋根の建物は、ここからはよく見えません。 

橋を渡ります。 

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橋の向こうが菊水館の建物です。 

橋からは、自炊部の建物も見えました。この川沿いに有名な露天風呂「大沢の湯」もあるんですよね。

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大沢の湯もちらっと見えてるな。

着きました! こちらが菊水館の玄関です。

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茅葺き屋根の建物と比べると、新しいですね。

菊水館は15時ちょうどにならないとチェックインできません

このとき14時30分過ぎだったのですが、玄関の前にこんな立て看板が置いてありました。

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現在清掃中でチェックインは15時から。
中には待合室はないのでご理解とご協力のほど……とのこと。
あと30分か……、しかし、チェックインできないにしてもここまで来てしまったし、自炊部なら時間を潰せるようなスペースもありますが、宿の前で30分待っているというのもなあ。。。

「チェックインは15時から」となっていても、多くの宿では少し早めの到着なら先に入れてくれることも多いですから、恐る恐る中に入り、帳場で声をかけてみます。

すると、菊水館は早めのチェックインはできず、中で待てるような場所もないので「菊水館の浴室は14時から営業しているのでお風呂に入って待つ」か「大きな荷物を帳場に預けて自炊部の待合室で待つ」の2択になるとのこと。

じゃあ先にお風呂に入ろうかな、営業開始したばかりなら空いているだろうと思い、大きな荷物を預けてお風呂の入り口まで来てみると、日帰りのお客さんで案外混んでいます!

それならば、と自炊部をぶらぶらしてみることにしました。

チェックインまで自炊部をぶらぶら

菊水館と自炊部の間には川が流れているので、サンダルに履き替えていったん外に出て橋を渡る必要があります。

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自炊部に向かうための勝手口的な玄関は、浴室の手前にありました。
もちろん、自炊部側からも橋を渡って、菊水館のお風呂に入りに来るお客さんはいます。

大沢温泉では「7時から21時まで」というけっこう長い時間日帰り入浴ができるのですが、菊水館のお風呂に入れるのは「午前7時から9時まで」と「14時から17時まで」の合計5時間とちょっと制約があるのです。

f:id:happydust:20171213211039j:plain浴室があまり大きくないので、宿泊者に配慮してのことでしょうかね。
時間が限定されているので、14時台でも入浴客が多かったんだと思います。

勝手口から外に出ると、左手に茅葺きの建物が! 

f:id:happydust:20171213211114j:plain今日はこちらの棟に泊まります。左手に茅葺きの建物を見ながら少し歩くと……。

 

橋が見えてきます。 

f:id:happydust:20171213211135j:plain途中でカーブする橋だからでしょう、名前は「まがり橋」です。

この橋の上からは、混浴露天風呂の「大沢の湯」がまる見えです! 

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ここは相当難易度が高い混浴だと思います。タオル巻きもNGですし。。。夜に1時間だけ女性専用時間帯があるのでそれまで待ちます。

こちらが自炊部の建物。

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ここから外観を見ると「かなり古い建物なんだな」と思うのですが……。

中に入ってみると、新しかったりきれいな部分も多いです。 

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うーん、自炊部宿泊も考えたんですが、私は案外神経質なタイプなので、たぶん菊水館ぐらいがちょうどいいと思うんですよね。隣のテレビの音が気になっちゃうから。 

自炊部の共同炊事場

自炊部には「やはぎ」という食堂もあって、長期滞在しても3食食べることもできるのですが、自炊部ですからもちろん自炊もできます。

ちなみに「やはぎ」は外来でも利用可能ですので、私も日帰り入浴に来て何度も利用したことがあります。

そのときの記事はこちら。

しかし、自炊部の炊事場がどんな感じなのかはちょっと気になっていたんですよね。

ありました炊事場!おお……。

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食器ややかん、ガス代が整然と並んでおり、明るく、とても清潔です。

「はし」「しゃもじ」「しゃくし」「スプーンフォーク」などもそれぞれ引き出しに入っており、食器類は何一つ用意する必要はありませんね。 

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トースターもありました。 

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トースト専用だそうですが、パン派にとってはトースターがあるとないとでは大違いですよね。

炊事場を見つけて堪能したところで、15時を過ぎましたので菊水館に戻ります。 

f:id:happydust:20171213211517j:plainスリッパからサンダルに履き替えて……。

またまがり橋を渡って菊水館へ。 

f:id:happydust:20171213211551j:plain自炊部側からだと、橋が曲がっているのがわかりやすいですね。

菊水館に戻ってきました。 

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帳場でチェックインの手続きをし、部屋に案内していただきます。 

【部屋】★★★★ 古い建物だが清潔で設備も問題ない

今回宿泊するのは、築160年以上経つ菊水館のシンボル的存在の茅葺き屋根の棟です。

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今回宿泊したのは「梅二」の部屋でした。

梅の間は6畳の部屋と8畳の部屋があるそうですが、今回は8畳の部屋です。

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中はきれいに掃除されていますし、テレビやポット、金庫などの備品もあり、古さは感じません。
ポットは、湯沸かし機能がついていない保温ポットでした。

浴衣に羽織、タオルもあり。

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テレビは小さめの液晶テレビ。電話は懐かしの黒電話です! 

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座卓の上にはテレビ番組表とお茶請けのお菓子、お茶セットに灰皿が。 

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お茶うけはその名も「曲り橋」というオリジナルのお菓子のようです。

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お茶請けは「金胡麻きび餅 曲り餅」

売店でも売ってました。甘さ控えめでおいしかったです。

8畳とは別に、障子を開けると広縁もあります。 

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元は火鉢だった?と思われるガラステーブルがいいですね。

日当たりが良くて気持ちのいい縁側 

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広縁には大きめの冷蔵庫も置かれています。有料のビールやポカリスエットも入っていますが、自分で買ってきたものを入れるスペースも十分にありました。 

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コップと栓抜きも部屋に置いてありました。

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有料の飲み物については、宿の方が朝食時に冷蔵庫をチェックして、料金に加算する方式です。

滞在中、自炊部の売店で銀河高原ビールとマスカットサイダーを買ってきて、お風呂上がりに部屋でいただきました。

銀河高原ビール
売店で買ったサイダー
自炊部の売店で買ったビールとサイダー

ちなみに、大沢温泉は深夜0時になると各棟の玄関に鍵がかかってしまい、菊水館に宿泊している場合は自炊部や山水閣との行き来はできなくなります。

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菊水館の館内にはソフトドリンクの自動販売機があるだけでしたので、深夜にお酒が飲みたい場合は早めの時間に自炊部の売店などで買っておいたほうがよさそうでした。

夕食時の追加メニューについてと、生ビールを注文できる旨の案内書きがありました。

夕食の追加メニューは17時30分まで、生ビールは21時まで注文可能だそう。

居室の入り口に「踏込」がないため、スリッパは廊下に脱いで部屋に入ります。

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また、菊水館の部屋にはトイレと洗面所がついていないため、共同のものを利用します。共同のトイレはウォッシュレット付きでとてもきれいでした。

洗面所はこんな感じ。ハンドソープと紙コップが置いてあり、水道の水は飲めます。

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お風呂の脱衣所にもドライヤーはありますが、洗面所にもありました。 

自炊部では布団は自分で敷きますが、菊水館では夕食をいただいている間に敷いてくれます。 

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1人泊だと、布団を敷いても十分スペースがあり、ゆったりと過ごせました。 

【風呂】★★★★★ 女性専用時間帯にようやく大沢の湯に入れた!

大沢温泉には、名物の混浴露天風呂「大沢の湯」のほか、自炊部館内にある男女別の内湯「薬師の湯」、自炊部館内にある女性専用の露天風呂「かわべの湯」、山水閣の1階にある半露天風呂「豊沢の湯」、菊水館の男女別内風呂「南部の湯」、山水閣の宿泊客専用の「山水の湯」という6つの大浴場があり、菊水館に宿泊すれば「山水の湯」以外の5つのお風呂に入ることができます。

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5つのうち「大沢の湯」と「南部の湯」以外のお風呂については、以前日帰り入浴をした際にレポートしました。

↑こちらの記事です。

「山水の湯」にも、山水閣に宿泊した際に入ったんですが、設備はきれいですけど循環のお湯なので、大沢温泉に来てわざわざ循環湯に入らなくていいよねえ……という感じ。

なので今回は「南部の湯」と「大沢の湯」についてレポートしたいと思います。

入浴時間帯が限られている菊水館の「南部の湯」

南部の湯は菊水館の1階にある、男女別の内風呂です。

大沢温泉は日帰り入浴できる時間がかなり長く、朝7時から夜9時まで日帰り入浴可能です。
その中で南部の湯だけは、「午前7時から9時まで」と「14時から17時まで」の5時間しか日帰り入浴できないので路線バス利用で、限られた時間内に日帰り入浴をする際はなかなか立ち寄りにくかったんですよね。

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南部の湯と書かれた木の扉を開けると……。

中は男湯と女湯に分かれています。浴室の入れ替えはありません。

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脱衣所も、暖かみのある木造りです。 

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貴重品ロッカーはないので、日帰りで利用する場合は、自炊部にあるロッカーを使うか、自炊部の帳場に預けたほうがいいでしょう。

ドライヤーも、ちゃんと使えるものが2つありました。アメニティは特にありません。 

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ではいざ、浴室内へ!

壁や浴槽もすべて木で、とても雰囲気のいい浴室です。

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ボディシャンプーとリンスインシャンプーがあり、シャワーも新しくて水圧しっかりしてました。

浴槽には、新鮮なお湯が満たされています。

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日中は自然光がたくさん入ってとても明るいです。

お湯はぴりっと熱めですが、いつまでも入っていたくなるようないいお湯です。

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いつまでも入っていたい……、けど、熱めなのでやっぱり長湯はできませんでしたw

南部の湯に貼ってあった源泉分析表は「大沢の湯」のものでした。
ということは、源泉は1つだけなんでしょうかね。 

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加水・加温・循環ろ過なし。ごくまれに消毒することはある模様です。

夜8時~夜9時の女性専用時間帯に念願の「大沢の湯」へ

菊水館から川を渡った自炊部にある混浴露天風呂「大沢の湯」は、夜8時から夜9時の間だけ「女性専用時間帯」となります。

大沢温泉は夜9時まで日帰り入浴できるので、実は日帰りでも女性専用時間帯に入浴可能ではあるのですが、私はバス利用なので夜に日帰り入浴しに来るのは厳しく……今回初めて入ることができました!(以前山水閣に泊まったときは、まだ女性専用時間帯はなかったのです) 

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木の階段を下りて大沢の湯へ。

右手に、女性専用の脱衣所があります。 

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女性専用時間帯はかなり混んでいるのですが、夜9時になるギリギリに最後の1人になりました。 

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やはり、お湯は大沢の湯が一番新鮮な感じがしましたし、開放感があって眺めも良く、ここにいつでも入れる男性がうらやましい。。。せめてタオル巻きOKならなあ。。。

最近は、混浴風呂で有名な温泉も大抵はタオル巻きOKになりましたが、花巻だけは「保健所の指導で」というよくわからない理由でNGなんですよね。岩手県内にだってタオル巻きOKな混浴風呂はたくさんあるのに。

しかし、昼に通ったとき大沢の湯は曲り橋から丸見えだったので「女性時間帯は照明を暗くしたりするのかしら」と思ったのですが、そういうわけでもなく。いったい橋からはどういう風に見えるんだろうと思いつつ、菊水館に戻ると……。

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あ、湯気で真っ白で何にも見えないw 

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これならまあ、大丈夫か。
しかし、夏はここまで湯気もうもうにならないような気がするんですけど、大丈夫なんでしょうかね。

結局「薬師の湯」が一番落ち着く

夜の8時から9時って、夕食を食べてからすぐなので、はっきり言って落ち着いて入れないんですよね。私はお酒も飲みますし。。。

なので、結局落ち着いてから入りに行った自炊部の「薬師の湯」が一番落ち着いて入れるような気がしました。

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ぬるめの浴槽と熱めの浴槽があるのもいいし。 

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天井が高いから、湯気がこもらないのもいいんですよね。

 

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何度も日帰りで立ち寄っている大沢温泉ですが、やはり宿泊すると日帰り入浴客がいない時間帯に、のんびりとお湯につかれるのでいいなと思いました。

【食事】★★★★☆ さまざまな選択肢があり、味も総じて良い

菊水館では、食事は朝夕とも食事処でいただきます。

かやぶき屋根の「梅の間」に宿泊の場合は、こちらの食堂っぽいところでいただきます。

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ちなみに、菊水館の中でもややお値段の高い、別棟の「竹の間」「松の間」に宿泊する場合は食事処が異なり、メニューもやや豪華になるようです。

食事の時間は夕食は18時以降30分刻みで開始時刻を指定でき、21時まで。
朝食は7時から8時30分の間です。

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菊水館の夕食

予約の際に食事のプランを選ぶのですが、どんなプランがあるかと言うと、大まかには「スタンダードプラン」「特選膳(山水閣と同じ料理)」「スタンダードプラン+別注料理」の3つになります。

別注料理は「前沢牛の陶板焼き」や「白金豚の角煮」などさまざまなメニューがありますが、料理によっては合計金額が特選膳より高くなることもありました。

大沢温泉のブログに、菊水館のその月の料理メニューが掲載されているのですが、私はわりとよく食べるほうなので「梅の間のスタンダードプランだとちょっと少ないかも」と思いました。

それで「特選膳を選ぶか別注料理を追加するか」でちょっと悩んだんですが、以前山水閣に宿泊したとき、夕食がおいしかった印象があったので、今回も特選膳を選びました。結果、当たりだったと思います。

宿泊する際にTwitterで「スタンダードプランにして、足りなければやはぎ(自炊部の食堂)で追加すれば」というアドバイスもいただいていたんですが、やはぎは一皿の盛りがとても多いので、女一人旅で「ちょっと足らないな」という欲求を満たすのにはあまり向かないんじゃないかと思ったんですよね。

食事処はこんな感じ。「食堂」っぽい雰囲気ですね。

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お酒は注文すれば持ってきていただけます。セルフではありません。 

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ドリンクメニューはこちら。

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日本酒、焼酎、ワインなど基本的なものは揃っています。
しかし、一合で注文できる日本酒は「堀の井」と「七福神」の2種類か。それはちょっと寂しいな。

今回は「堀の井」を熱燗でいただくことにしました。

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実は、20時から大沢の湯の女性専用時間帯に行かなければならないという都合があるため、お酒はちょっと控えめにしました。

お品書きはこちら。

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食卓に最初に並んでいた料理がこちら。

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左上から時計回りに、前菜、桜豆腐、三陸産めかぶとろろ、寒干し大根油炒め。

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どれも熱燗に合う!おいしい。
女子なので前菜とか、小鉢がいっぱいあるとテンションあがるのです。実は。

お造りは、鯛、マグロ、ボタン海老。

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これはまあ、普通ですが、普通においしいです。

 

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お吸い物。揚げ豆腐と呉竹椀。

台の物。帆立伝法焼。これ最高においしかったです!

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ホタテ貝の殻の上に豆腐とウニ、それに帆立の身を載せて蒸し焼きにし、餡かけにしたもの。 

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日本酒に最高にあって、もっとお酒飲みたい!!

焼き物。 せいご若狭焼き。

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見た目は地味ですが、これもとてもおいしかったです。

鍋は 「前沢牛・白金豚味噌すき焼き」

すごいな、すき焼きなのに牛と豚が両方あって、しかもみそ味で卵は温泉卵だよ!

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なんかものすごいごった煮感あるけど大丈夫なんかな。。。

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と、ちょっと心配していましたが、思った以上においしかったですw
以前、別のところで豚と牛が一緒に入ってるすき焼きをいただいたとき「どっちかでいいのでは……?」と思ったんですが、みそ味という個性の強い味付けだと、案外どっちもいけますね。温泉卵に付けていただくというのも、あるようでないアイディア。最後までおいしくいただきました。

煮物は「馬鈴薯揚げ饅頭高菜餡かけ」

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これも、見た目は地味なんですが、しみじみとおいしい。

ご飯とお味噌汁と漬けもの三種。

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漬けものも、どれもおいしかったですねえ。

最後は「ひな祭り風洋菓子」とほうじ茶。 

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切ってみると、求肥に包まれたアイス饅頭という感じ。洋菓子と和菓子の中間という感じでしたが、これもなかなかおいしくて、最後まで大満足でした。

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実は、Twitterで私が予約直前まで「特選膳にするか別注料理追加にするか」で迷っていたら、女性のフォロワーさんが「私は特選膳にして満足した」というツイートをくださったので「よし!」と背中を押されたんですが……ありがとうございました!私も特選膳にして良かったと思います。

たぶん「男性でよく食べる方」なら「スタンダードプラン+足りなかったらやはぎ」でいいと思うんですけど、女性の場合は、8時から大沢の湯に入りに行かなきゃならないので、あんまり余裕がないんですよ。。。特選膳は女子好みのメニュー構成だと思うので、よく食べる女子には特選膳、けっこうおすすめだと思いましたね。

菊水館の朝食 

朝食は、7時以降同じ食事処でいただきます。

食卓に並んでいた料理はこちら。ドリンクはセルフサービスでした。

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焼き鮭、卵焼き、温泉卵、しらす、海苔。

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卵たくさんあるのうれしいw

きんぴらごぼう、野菜サラダ、ほうれん草のおひたし。 

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なんとなく「実家の朝食」っぽいメニューで「これは!」というようなものは特にないですが、十分においしい朝食でした。

朝食の際に提供されていたセルフのコーヒーは、紙コップで部屋に持ち帰ることができたのもうれしいポイントです。

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というのも部屋のポットが湯沸かしポットではなかったので、朝にはお湯がぬるくなってコーヒーを淹れられない状態だったんですよね。。。熱いお湯をお願いするべきかどうか迷っていたんですが、手間が省けました。

朝食も夕食も大満足でした。ごちそうさまでした!

【再訪したい度】★★★★☆ やっぱり泊まるなら鉛温泉の旅館部が好きかもw

ここ数年「鉛温泉に泊まって大沢温泉に立ち寄る」のが定番だったのですが、今回どうしても女性専用時間帯に大沢の湯に入ってみたくて、久々に宿泊しました。

菊水館はサービスも食事も良く、大満足の宿泊ではあったのですが、人気の宿だから仕方ないのかもしれないですけど、土曜日一人泊できないのはやっぱりしんどい。平日休みを取ってまでまた泊まりに来たいかと言われるとそうではないというか「休み取るならほかにも泊まってみたい宿あるなあ」ということになってしまうかなと思います。

というのは、女性専用時間帯が夕食後の1時間だけなのはやはりちょっと、いやかなり、慌ただしいんですよね。以前はそんな時間帯はなかったのにと言われたらそりゃそうなんですが、うん、泊まってもやはり慌ただしかったです。

私が男だったら、きっと平日休みをとってまた泊まりに来るだろうと思います。タオル巻きNGなのが本当に残念です。