温泉ブログ 山と温泉のきろく

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★旅のまとめ記事★夜行バスで行く2泊3日の岩手旅行 盛岡-雫石-花巻をつれづれに

楽天スーパーセールに後押しされて決めた久々の岩手旅行

ブログにはこれまであまり岩手県の記事は書いていないんですが、実は私、岩手の「盛岡」「花巻」「八幡平」あたりが大好きなんです。

世界遺産に選ばれた平泉や、あまちゃんで話題になった北三陸をはじめとした海沿いの地域……には、ぜんぜん行ったことがないのですが、盛岡をはじめとした岩手県の内陸部には毎年2回ぐらい通っていました。
めちゃくちゃ遠回りになるのですけど、実家に帰るのにわざわざ盛岡や花巻を経由したことも一度や二度ではありません。

わけあってここ2年ほどご無沙汰だったのですが、先日、楽天スーパーセールの際に東北のおすすめ宿についての記事を書きまして。

その際、これまで何度も泊まっていたお気に入り宿も60%オフのプランをいくつも出していることに気づき、つい、予約してしまいました。
それでちょっと久々に、岩手旅行を計画することになったのです。

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時は2016年の10月下旬、どこもかしこも紅葉していてすばらしい季節に旅ができました。

立ち寄った温泉や飲食店についてはそれぞれに記事を書きましたが、時系列に沿ってまとめ記事にしてみたいと思います。

スタートは東京駅から夜行バスで

私の岩手旅行は大抵、金曜日の夜出発の夜行バスから始まります。

今回は、東京駅八重洲南口を出るJR東北バスの「ドリーム盛岡号」を選びました。

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八重洲南口を23時10分に出て盛岡駅に翌朝6時35分に着くバスと、23時30分に出て6時55分に出るバスがあり、休前日以外なら片道6500円、休前日でも8500円で乗れます。
東京ー盛岡間は新幹線だと、自由席利用でも13710円しますから、圧倒的にお安いですよね。。。

この値段で3列独立シートのカーテン付き。
トイレ付き車両だし、無料で座席指定も可能。しかも、発車オーライネットで予約してクレジットカードで支払えば3%割引と特典満載なんです。

あと、何よりも重要なのは盛岡への到着時間で、これも7時ちょい前というベストな時間帯なのが良いですね。

実は、盛岡駅の周辺にって24時間営業のファミレスやネットカフェなどがぜんぜんないんですよ。。。
駅ロータリーの向こう側にかろうじて、24時間営業の松屋が一軒ありますが、松屋では、食事はできても時間を潰したりはしにくいですよね。。。
盛岡駅に到着する夜行バスの中には、午前5時過ぎ到着の便もありますが、もしその時間に着いてしまうと、駅の構内かコンビニで時間を潰すしかなくなります。

しかも、駅の構内には特に待合室のようなものもありません。新幹線ホーム内にはありますけどね……。
夏ならまだいいですけど、この時期、駅の構内でぼんやり待つのは非常に寒いです。

でも、午前7時になると、一気にいろんな店が開店してモーニングを開始するので、到着は午前6時30分以降のバスにしておいたほうがいいと思います。

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盛岡行きのバスが入線してきました。今回は、予約時点で空席の多かった、23時10分のほうのバスに乗ります。

登山をしないのでそれほど荷物も多くありません。手荷物は預けずに乗車しました。

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予約時に、窓側、前から4番目の席を指定しました。

ブランケット・スリッパもあり快適ですが、最近のバスには珍しく、コンセントはありません。
車内にトイレがついているため、途中のサービスエリアでのトイレ休憩はありません。なので、飲み物をあらかじめ買っておいたほうがよいですね。

約7時間の乗車後、定刻の6時35分よりもやや早い時刻に、バスは盛岡駅に着きました。
私にとっては最も寝やすい、真ん中寄りの席を取っていたこともあり、まあまあよく寝ることができました。

盛岡駅近くで早朝営業している飲食店・カフェは?

盛岡駅到着後、トイレに行って軽くメイクをしたりしているうちに、7時になりました。
お待ちかねの、朝ご飯を食べに行きましょう♪

向かった先は……ドトール!

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出典:http://www2.pref.iwate.jp/~hp0360/airfresh/MAP/doutormorioka.htm

朝7時から営業しています。

本当は、ここじゃなくて隣の駅ビルの1階に入っている、タリーズコーヒーに行くつもりだったんですけど、たまたま、改装休業中だったんです。

タリーズで、アサイーボウル食べようと思ってたんだけどな。。。

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出鼻をくじかれて他を探すのが面倒になってしまい、結局、駅構内のドトールに来てしまった、というわけです。

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チーズトーストとコーヒーでホッと一息。チーズトースト大好き♪
店内は、けっこう混み合っていましたよ。やはり、駅構内にあるから手頃ですよね。

ちなみに、盛岡駅の近くで、朝7時ごろから営業している飲食店は、こんな感じ。

ドトールコーヒーショップ 盛岡駅店 駅構内 7時~ 

タリーズコーヒー 盛岡駅フェザン店 wifi使える。アサイーボウル。7時~

ヴィ・ド・フランス 盛岡店 タリーズの隣。パン屋さんのイートイン。7時~

ポールショップカフェ 盛岡駅ビルフェザン店 営業開始が一番早い。6時30分~

そば・うどん・ラーメンはやて 盛岡駅口店 座れる席もある 7時~ 

イワテテトテト ご当地グルメの集まる駅構内のアンテナショップ。7時15分~


思っていた以上に店舗がありました。モーニングをハシゴしても良かったな。。。

特に、最後の「イワテテトテト」という店には、次回是非行ってみたいです。

「福田パン」という、盛岡県民のソウルフードのようなパンを購入でき、イートインスペースもあるんだそうな。

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出典:http://darling-table.jugem.jp/?eid=45

なんかちょっと、頭脳パンぽいけど、きっとおいしいんでしょう!食べてみたい。。。

さて、ドトールでしばらく時間を潰した後は、路線バスに乗って小岩井農場まきば園へ向かいます!

路線バスで小岩井農場へ!

10時15分に盛岡駅を出るバスで、小岩井農場に向かいます。
ちなみに、7時から10時まで、ドトールでブログ書いてました。。。

どうして小岩井農場に行こうと思ったかと言うと、盛岡にも雫石にも何度も来ているのに一度も行ったことがなかったので、1回ぐらい行ってみてもいいんじゃないか、と。

たぶん、女1人で行って楽しい場所ではないだろうとは思ったんですが、多少ネタにはなるかな、と思いまして。

もしかして、おいしいものもあるかもしれないですしね!

f:id:happydust:20161206212538j:plain小岩井農場で育ったラムをふんだんに使ったランチをいただいたり

 

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おみやげを物色したりしました。
チーズやチーズケーキなど気になるものもあったんですが、まだ旅が始まったばかりなのに生ものを買うのはどうよ……ということで買い物はお見送り。

でも「ここでしか買えない」と書かれていた乳製品やお菓子の多くが、実は楽天経由で購入できることが後にわかりましたw

通信販売の紹介も、こちらの記事でしています↓

園内の喫茶店でいただいたチーズケーキも、さすがにおいしかったです。素朴な味わいで。

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ちなみにこのケーキも通販で買えますw

小岩井農場は、まとめると

「思ったより楽しかったし、紅葉きれいだったし、チーズケーキとか乳製品系はさすがにおいしかったけど、入園料高いな」

という感想でした。

休暇村岩手網張温泉で混浴野天風呂 仙女の湯に入る

小岩井農場からさらにバスで移動し、1日目の宿泊地、休暇村岩手網張温泉へ。

こちらの宿のウリは、滝を眺めながら入浴できる野天風呂。

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男女混浴ですが、湯浴み着を借りれますので、女性でも安心して入浴できます。

↓くわしくはこちらの記事で。

また、休暇村に泊まると、併設の日帰り温泉施設でも無料で入浴できます。

網張温泉は標高760メートルの高所にあるので、盛岡市内と比べるとかなり寒かったですが、温泉はすばらしいし、ご飯もバイキングだけど品数豊富でおいしいし、サービスも良い宿だと思いました。宿の目の前から、岩手山もきれいに見えるしね。

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また、休暇村に宿泊すると盛岡駅まで無料の送迎バス(要予約)があるのもすばらしいなと思います。

盛岡駅の駅ビル地下にあるベアレン醸造所の直営店で昼酒!

お昼前に、休暇村の送迎バスで盛岡駅まで送っていただき、それから昼食がてら行ったのがこちらのお店です。

キャッシュオンで気軽に飲めるし、フードのメニューもけっこう充実しています。

その日のおすすめのメニューにはこんなものもありました。

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1人だし、これ食べたら一気にお腹いっぱいになってしまう(朝は休暇村のバイキングでしっかり朝食食べたし)と思い、今回は別のメニューを頼んだのですが、後から「やっぱりローストビーフ丼食べておけばよかったー!」とちょっと後悔しました。

いや、このとき注文したのものおいしかったんですけどね!このメニューの写真が印象的すぎて。

昼食がてらクラフトビールをグラスで2杯いただいて、電車で花巻へ!
駅からすぐのお店なので、ギリギリまで飲んでいられるのが素敵です。

花巻駅でバスを待つ間、宮沢賢治ゆかりの店で食後のお茶を

電車とバスの乗り継ぎにやや時間がかかったので、その間、花巻駅から徒歩3分ほどのところにある、洋館のカフェでコーヒーとケーキをいただくことに。

店内では、本物の暖炉がパチパチと音を立てて燃えていて、気持ちも一緒にとても温かくなりました。

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宮沢賢治の親族の方がオーナーで、宮沢賢治関連のグッズとカフェが一緒になっているお店なんですが、特に賢治のファンではない私でも、洋館の凝った内装にテンションあがったし、楽しめましたよ。

それから、バスで2日目の宿「鉛温泉藤三旅館」に移動しました。

かつては定宿と言っていいほど頻繁に泊まっていた鉛温泉で、久々の宿泊

この記事の最初で「以前よく泊まっていた宿が楽天スーパーセールで60%オフのプランを出しており、つい予約してしまった」のがこの旅の始まりだったと書きましたが、それがこの宿です。

ちなみに、現在も(12月11日まで)楽天スーパーセールの最中なんですが、今回も藤三旅館では、60%オフのプランなど、かなりお得なプランをいくつか出しているようです。

↓こちらからチェックできます。

鉛温泉藤三旅館 宿泊プラン

2年ぶりぐらいの宿泊で、いろいろ思うところはあったのですが、やはり良い宿だと思います。

くわしくは↓こちらの記事のほうをお読みいただけたらと。

紅葉がちょうど見頃で、やっぱり、鉛温泉で一番いい季節はこの季節だなあと思いましたよ。

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ちなみに、冬も何度か泊まったことがありますが、冬も静かで私は好きです。
露天風呂にアブが来ちゃうから、夏場はやや、苦手かもしれないw

最終日は大沢温泉で湯めぐりとやはぎで昼酒

鉛温泉までは無料のシャトルバスの送迎もあるのですが、それは使わずに翌朝は路線バスに乗って、大沢温泉へ。

大沢温泉と言えば、温泉ももちろんすばらしいのですが、お風呂上がりの、食事処やはぎでの一杯がたまりません。

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生ビールはサッポロ、漬物は自分でとって好きなだけいただけます。

実は、平日はお得な食事付き入浴券もある……ということを入館後に知りました。

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この日は月曜日だったので、入館時に勧めてくれたらこちらのプランで入ったんですけどねw

特におすすめはされなかったので、これから平日に行かれる方はぜひ、入館時に「食事付きの入浴券」をお買い求めください。(1人だからわざわざご飯食べていかないだろって思われたのかなあ。。。)

再び盛岡へ。岩手での最後の食事は駅ビルフェザン地下の回転寿司「清次郎」で

大沢温泉から路線バスで花巻駅に戻ったあとは、再び電車に乗り、盛岡駅へ。

盛岡から新幹線で帰るのですが、その前に少し早いですが夕食をいただきます。

回転寿司としてはそこまで安いわけではありませんが、三陸の海の幸を気軽にいただけるので、観光客にも地元のお客さんにも人気がある店です。

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冬の味覚、たらの白子ポン酢をいただきました。

表面をさっと炙ってあって、中はとろーり、おいしかったです。もちろん日本酒と一緒にいただきましたよ♪

大きなエスプレッソマシンが目印の喫茶店「カプチーノ詩季」で岩手旅行の余韻を楽しむ

清次郎で夕食をいただいた後、新幹線の時間までは、駅近くの昔ながらの喫茶店で食後のコーヒーとケーキをいただきました。

ギリギリまでお酒を飲んでいると、どうしても慌ただしく帰ることになってしまうので、少し早めに切り上げて、喫茶店でコーヒーをいただきながら旅を振り返るのが私の定番です。

コーヒーがおいしかったのはもちろんのこと、ケーキやフードのメニューも充実している喫茶店です。

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ちなみにこの日はハロウィン当日。
土日と、ハロウィン当日の月曜日まで岩手県内にいたことになりますが、旅行中は2人だけ、ショップ店員風の女の子2人が、魔女っぽい仮装をしているのを見かけました。
私の職場のある街は、今頃コスプレした若者が集まりすぎてやばいことになっているだろうなー、ということを思い出し、ちょっと恥ずかしそうに仮装している女子2人を、なんだか微笑ましいような気持ちで眺めました。

帰りは、こまちと連結したはやぶさで東京へ戻ります。

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楽しかったよー。また来るよー。やっぱり岩手はいいとこでした。

2泊3日の岩手旅行は、これにておしまい。