温泉ブログ 山と温泉のきろく

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宇都宮駅前 餃天堂(ぎょうてんどう) もちもちの皮が絶品!これ以上混んでほしくない大好きな餃子店

いわゆる「宇都宮餃子」とはひと味違う、駅前の人気店

餃天堂は、宇都宮駅西口を出て本当に目の前にある、駅近の餃子店です。
宇都宮と言えば餃子!餃子と言えば宇都宮!ですので、駅ナカにも餃子専門店がいくつも入っていますし、駅周辺にもたくさんの餃子のお店がひしめいていますが、その中でもこの餃天堂は、営業時間中常に行列の絶えない人気店です。

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10時開店で、このときまだ11時前ですが、10人近い人が並んでいました。
詳しくは後述しますが、この餃天堂、宇都宮の他の餃子店とはかなり趣の異なる餃子を提供しておりまして……私はその味にハマり、栃木の温泉や山に行く際は必ずと言っていいほど宇都宮を経由して、餃天堂で餃子をいただいています。

今回も那須塩原方面の温泉に向かう途中、宇都宮駅で途中下車してきましたので、レポートしてみたいと思います。

「宇都宮駅 餃子」で検索するとランキング1位の餃天堂 

2018年の4月、天気がいまいちだった週末に私は、那須塩原方面の温泉宿に向かう道すがら、宇都宮駅で途中下車しました。

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本当は、湘南新宿ラインのグリーン車で来るつもりでいたのに、寝坊して大宮から新幹線に乗る羽目になってしまいました。。。1000円ぐらい余計にかかってしまったなあ。。。

少し遅くなっても湘南新宿ラインで来ることを選ばずに、新幹線に乗ったのはどうしても朝10時前に宇都宮駅に着きたかったからです!それは10時開店の餃天堂に、開店と同時に入りたかったから。

開店と同時に入ればほぼ並ばずにすみますが、それ以降だと土日は確実に並ぶ店ですので……この日は那須塩原駅から宿の送迎車に乗るために、11時18分発の電車に乗りたかったのですよね。開店と同時に入れないと、バタバタしてしまいそうなのでね。。。

餃天堂までのアクセス

宇都宮駅の本当に目の前にあります。

西口ロータリーの端っこにある感じ。

Googleマップだと「徒歩2分」と出ますが、経路を見るとどうも「改札を出た瞬間から」計測して2分のようです。。。

駅の建物を出たところから計測したら、10秒ぐらいで着くと思います。

JRの西口改札を出たら、ベッカーズの隣のエスカレーター「南口」に向かうエスカレーターを下ります。

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下り終わって南口を出たらば。。。 

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あ、もう見えました。 

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「宇味屋」さんの赤い看板が目立っていますが、あの建物の1階です。2階も別の餃子屋さんなんですね。 

 

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このとき、開店10分前というところですが、5人ぐらいは並んでいました。

実は、餃天堂さんは食べログで「宇都宮駅×餃子」で検索すると第1位にランクインするお店です。2018年4月現在でもそうですが、このランキングは少なくとも5年以上はずっと、変わっていないと思います。

ちなみに「宇都宮市×餃子」で検索すると餃天堂さんは3位です。1位と2位は「正嗣」と「みんみん」の本店ですが、2店とも駅から1kmぐらい離れているので、「駅周辺800メートル以内」という条件で検索すると餃天堂が1位になるのですね。
正嗣本店もみんみん本店も11時30分にオープンするので、宇都宮で餃子を食べ歩こうという方はおそらく「まずは駅前の餃天堂でさくっと食べて、それから正嗣にでも」と考えるのではないかなと思います。

ちなみに、宇都宮餃子の食べ歩きについては、この記事が最高に参考になります。

餃天堂さんもちゃんと、紹介されていますね。

さて私も、列の最後尾に並んで少し待つことにしましょうか。

ロータリーを眺めたり。。。 

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外に出ているメニューを見ながら、今日何を頼むべきかじっくり考えます。 

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まずビールは飲むとして、つまみは注文すべきかどうか。。。
でも、つまみでお腹がふくれるのはなんかもったいないしなあ。

そうこうしているうちに10時になり、先頭から順に席に案内されます。無事に一巡目で席に着くことができました。今回は、10分前に並べば十分でしたね。

餃天堂の営業時間・定休日・席数

餃天堂さんは年中無休で営業しており、月曜から土曜までは午前10時~午前0時まで、日曜日は午前10時から午後11時までとかなり長い時間営業されています。

餃子屋さんは20時~21時ぐらいで閉まるところが多いので、駅前なうえに夜遅くまで営業しているのはかなり使い勝手が良くて、そこも好きなポイントです。

席は13席で、カウンター席のみ。リュックなど大きな荷物を置く場所も確保されており、登山帰りなどに立ち寄ると「あっちに荷物置いてね」と促されます。

餃天堂のメニュー

では、メニューを見てみましょうか。
焼餃子も水餃子も1人前は5個ですが、両方を食べられるセットメニューもあります。

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開店と同時に入ったお客さんはほぼ全員観光客で、時間的にも「お昼ご飯を食べにきた」わけではなく「餃子屋めぐりの第1歩」として立ち寄った人がほとんどです。なのでみなさんライスなどは頼みません。多くの方が焼5個水3個の餃天堂セットを頼んでいました。

こちらはドリンクメニューとおつまみのメニュー。 

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日本酒もあるのね……でも、さすがにここはビールでしょう!

あれ、こちらのメニューにはハイボールやオレンジジュース、とちおとめラムネなんてものもあるのね。

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卓上にはこんな風に、酢と醤油とラー油、にんにく、一味唐辛子、個別包装のマヨネーズが置かれています。 

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さて、何をいただきましょうか。 

生ビール(小)と焼餃子・水餃子をいただく

オーダーは、お店の方が列の先頭に並んでいた方から順々に聞いて回っていました。
私は、生ビールの小と焼餃子1人前、それと「3・3セット」を注文。 

水餃子もいいんですけど、焼き餃子のほうが好きなのでちょっと多めに食べたい。でも水餃子もちょっとぐらい食べたい、ということでそんなオーダーに。。。

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ビールはすぐ来ました。
お通しなどないので、餃子が出てくるまで15分ぐらい、ビールだけを飲み続けます。

ややあって、冷たいお茶を出していただけました。 

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緑茶ですが、抹茶を薄めに溶いたような濃い目のお茶です。餃子と一緒に飲むにはさっぱりして良いかも。

餃天堂さんでは、オーダーと同時に「餃子の皮が厚いので、焼き上がりまで10~15分時間がかかる」旨を告げられるのですが、今回もきっちり15分後に餃子が現れました。

水餃子3個と……、焼き餃子は、1人前の5個と3・3セットの3個が合わせて盛られており、全部で8個。 

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さて、いただきましょうか。 

水餃子は醤油と酢とラー油を入れていただく

まずは水餃子です。
餃天堂さんの餃子の皮にはほうれんそうが練り込まれているため、きれいな緑色をしています。 

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スープには、餃子の種からしみ出したと思しき透明な脂が浮かんでいます。このスープには味が付いていませんので、食べるときは卓上の酢(黒酢)、醤油、ラー油で味を付けていただきます。 

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こんな感じで。
味付けのコツとしては、酢を入れすぎないこと!
焼き餃子を食べるときの感覚で、つい、酢をドバッと入れてしまいがちですが、水餃子でそれをやると、酸っぱくてあまりおいしくありません。(私の感覚ですが……)

ベースは醤油で味を付けて、ラー油と酢をアクセントに一垂らしする、ぐらいの気持ちで味付けすると、スープもちゃんと飲めておいしくいただけます。
緑色の皮の水餃子は、口に入れても特にほうれん草の風味がするわけではないのですが、噛むとぷるん、という感触があった後に肉汁が溢れてきて、感覚もおもしろく、もちろん味もおいしく。あっという間にたいらげてしまいました。

焼餃子はマヨネーズと一味唐辛子で食べるのがおすすめ

さて、餃天堂ではどちらかと言えば焼き餃子が好きな私。
これまで来たときも「今日は水はいいから焼のみで」と、焼き餃子2人前いただいて帰ったことも何度もあります。。。

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一般的な宇都宮餃子とは一線を画する面構えの餃天堂の焼餃子。。。

お店の方は焼餃子を出してくださるときに必ず「マヨネーズと一味を付けて食べるのがおすすめです」と教えてくださる、のですが。。。

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マヨネーズと一味のほかに私は、普通に酢と醤油とラー油のたれも作ります。

さて、いただきます! 

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水餃子もそうでしたが、餃天堂さんの餃子の具はとても肉が多く、それも粗めのひき肉で肉汁がじゅわっと溢れます。ああ…………おいしい!

まるで小籠包のごとくに……そう、餃天堂さんの焼餃子は、焼小籠包に似ているんですね。

皮はやはり厚めでもちもちの食感。 

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焦げ目が付いている側も、それほどパリッとはしていません。でもそのほうが、もちもち食感を楽しめるということなんでしょうね。

普通に餃子のたれで食べたり、マヨネーズと一味で食べたり、あるいはたれとマヨネーズ両方つけたり(これが案外おいしい)しながらいただきます。ビールもすすみますね~。

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私以外の他のお客さんは、男性、かつ私よりオーダーした餃子の数が少なかったので、どんどん食べ終わって席を立っていきます。

他のみなさんが会計をしているのを眺めつつ、最後のビールを飲み干して。 

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ごちそうさまでした! 

【再訪したい度】★★★★★ これ以上混んでほしくない!宇都宮で一番お気に入りの餃子店

実は、日光に行っても那須塩原に行っても最後は必ず宇都宮を経由する私なのですが、それはひとえに、餃天堂さんで餃子を食べたいからなのでした。

おそらく「いわゆる宇都宮餃子」を求めて来られた方が食べたら、皮が厚いしパリッとしてないし、タネはやたら肉がたっぷりだし「なんか違う」と思われてしまう可能性も高いと思うのですが。。。

先入観なしで食べてみたら、きっと気に入る方も多いのではないかと。というか私は大好きで、これ以上混んでほしくないので、強くおすすめはしません・笑

駅の目の前というすばらしい立地もあり、仕方ないとは思うのですが、週末はお昼どきから夕方までずっと、かなりの人が並んでいます。
狙い目は開店直前に並ぶか、日曜の夜8時以降でしょうか。まあ、少しぐらい待つとしても私は必ずまた来たいお店です。

さて、10時30分過ぎには餃天堂を出まして。 

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この後は宇都宮駅から各駅停車に乗り、那須塩原駅に向かいます!