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温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく

鳴子温泉郷川渡温泉 越後屋旅館で日帰り入浴 硫黄泉と炭酸水素塩泉の2つの源泉を持つ宿

川渡温泉 越後屋旅館

川渡(かわたび)温泉は、開湯から1000年以上を誇る歴史ある温泉地で、鳴子温泉郷の東の玄関口とも呼ばれています。

陸羽東線の川渡温泉駅からは、徒歩だと20分ぐらいかかり、国道からも少し距離があるため、静かで鄙びた温泉地という印象を持ちました。

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鳴子温泉郷を旅した2日目のお昼に、川渡温泉の越後屋旅館で日帰り入浴してきましたので、レポートしたいと思います。

鳴子温泉郷2日目のこの日も「湯めぐりチケット」で湯めぐり

2016年の12月、鳴子温泉郷一人旅の1日目は、鳴子温泉駅周辺の宿を湯めぐりチケットを使って湯めぐりしました。

湯めぐりチケットはこのように、台紙に6枚のシールが付いています。宿によって必要枚数は異なりますが、その都度必要なだけ、シールを宿の方に剥がしてもらう仕組み。

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現金で入浴するよりちょっとだけ安くなりますし、湯めぐりに対応している宿については、観光協会のホームページに入浴可能時間などが明記されているため、計画を立てるのに便利なんです。

ただし、宿によっては実際の営業時間とホームページに記載されている営業時間に食い違いがあったり、浴室清掃などで臨時休業があったりもするので、湯めぐりチケット対応の宿なら必ず日帰り入浴できる、というわけでもないのですが。。。

それでも鳴子温泉の場合、1軒がダメでもすぐ近所に、他にも日帰り入浴できる宿があることがほとんどですから、そこまでダメージは食らいません。地図と入浴可能時間を見比べて立ち寄り計画を立てるのも楽しい時間です。

ちなみに今回、旅行1日目には3軒の宿を湯めぐりしました。

まずはミルキーグリーンの硫黄泉が印象的な西多賀旅館。

そして、西多賀旅館の隣にあるのにまったくお湯の色が違う、東多賀の湯。


そして、1つの宿で4つの特徴の違う源泉を持つ宿、姥乃湯さんです。

3つの旅館ともシール2枚で入浴できたので、1日目で湯めぐりチケットを1枚、使いきってしまいました。というわけで今日はチケット2枚目。今日明日で使いきる予定です。

蕎麦カフェ田伝で昼食をとったのち、徒歩で川渡温泉へ

旅行2日目のこの日、宿泊していた旅館すがわらをチェックアウトした後、電車で川渡温泉駅に向かいました。

とりあえずの目的地は温泉ではなく、蕎麦カフェ田伝さん。

Twitterでフォローさせていただいていた鳴子温泉通の方たちの中で話題だったこちらのお店に行くことができてうれしかった!ガレットのお味にも大満足♪

さて、蕎麦カフェ田伝さんを出たところで、時間は正午過ぎというところ。
今日は、一軒か二軒日帰り入浴をしてから宿泊する宿に向かうつもりです。

蕎麦カフェ田伝から最も近い温泉は当然「川渡温泉」ですが、Googleマップを検索すると……

国道47号線沿いを歩く最短ルートを通って28分か。。。まあまあ歩くね。

でも、川渡温泉駅に戻って電車に乗ろうとしてもなかなか、ちょうどいい時間の電車がないんですよね。じゃあ、歩きますかね。。。

というわけで、国道沿いの道をどんどん歩きます。

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しかし、朝は晴れていたんですけど、予報どおり天気は下り坂。だんだん雲行きが怪しく、時折雨粒がぱらぱらと落ちてくるようになりました。風も冷たいです。

20分ほど歩いてようやく、川渡温泉のゲートが見えました。

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そして空はだいぶ、黒い雲に覆われてきました。。。

この橋を渡ると、その先は川渡温泉街なのですが、実は橋を渡らずに右折すると「旅館ゆさ」さんという宿もあり、そちらでも日帰り入浴ができます。

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川渡温泉の湯めぐりチケット対象宿はこちら

旅館ゆささんに立ち寄ることも考えたのですが、このとき私の頭にあったのは、緑色のお湯で有名な「高東旅館」さんでした。高東旅館さんは、日帰り入浴は湯めぐりチケットのみ対応で現金不可なんですよね。

旅館ゆささんは温泉街の手前にあって駅からも近いし、湯めぐりチケットじゃなく現金でも入浴できます。湯めぐりチケットは数軒まわれる時間の余裕があるときじゃないと購入できないですから、今回は高東旅館に行ってみたい!

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で、ちょっと迷ったけれど川渡温泉に向かってまた歩き出しました。橋を渡って川渡温泉街へ。

なぜ迷ったかというと、この時点でけっこう、雨が本降りになってきていたんですよね。それでちょっと心折れて「近いところにしようかな……」と思ったんですけども。。。ここまで来たからには初志貫徹!やっぱり高東旅館のお風呂に入りたい!

川渡温泉は、いわゆる「温泉街」という雰囲気ではなく、民家の間に宿や商店が点在している感じ。道すがらに写真を撮っても、温泉街らしさがまったくありません。

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で、雨の中、心を奮い立たせて高東旅館さんに行ったら「今日は日帰り入浴できません」とあっさり断られてしまいました。理由はわかりません。
ショックのあまり、建物の写真を撮ることさえ忘れてしまいましたよw

ちなみにこの日は12月29日。この日あたりからお正月休みに入る人が増えて、宿も賑わってくるタイミングですから、きっと忙しかったんでしょうね。。。

高東旅館は川渡温泉の湯めぐりチケット対象宿の中では、最も奥にある宿ですから、高東旅館に行く途中に何軒か宿の前を通り過ぎていました。そこで、通り過ぎてきた中で「なんとなくここは良さそうかも」と思っていた越後屋旅館さんに立ち寄ることにしたのです。

「越後屋」という、歴史がありそうな家号と、どこかで見たことがあるような雰囲気の門構えに、安心感を覚えたように思います。

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まったく下調べ無しでお伺いしたのですが、2つの泉質のお湯があるんですね。
「含重曹ー硫黄泉」と「単純硫黄泉」の2つ。

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越後屋旅館さんの日帰り入浴の営業時間は10時から16時まで。料金は現金の場合は500円、湯めぐりチケットはシール2枚で入浴可能です。

玄関から入って日帰り入浴したいことを告げると、今回はOK。
まあ、断られることのほうが少ないんですけれども、なんとなくホッとしました。

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玄関前には帳場とお土産売り場。
応接セットが置かれたスペースもあり、日帰り入浴後の待ち合わせにも使えそうですね。
「突き当たり右を道なりに行くとお風呂です」と簡単に案内していただきます。

道なりに奥のほうに来てみると……浴室に着く前、右手前に女子トイレがありますね。ちょっと寄っていきましょう。

f:id:happydust:20170319132811j:plainしかし、女子トイレにどうしてドライヤーのマークがついているんでしょう?

と思って扉を開けてみると、トイレの手前がパウダースペースになっているんですね。

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鏡や化粧水なども置いてあります。

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なるほど、脱衣所のパウダースペースがどんな感じかわかりませんが、もし狭かったり混んでいたりしたらこちらで身支度すればいいわけですね。先に気づいてよかったです。

女湯が左側で、男湯が右側。
毎日19時に男女の浴室を交換するとのこと。

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脱衣所の前には貴重品ロッカーがありました。100円が戻ってくるタイプなのがありがたいですね。 

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では、いざ浴室へ! 

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この日、女湯になっていたのは、単純硫黄泉の「不動の湯」という浴室のほうでした。

脱衣所内。わりとこぢんまりとしています。 

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奥のほうに、脱衣カゴが6つぐらい置かれている棚がありました。

洗面所はこんな感じ。

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脱衣所内の洗面所にもドライヤーは付いていましたが、化粧水などは特になし。
先ほど覗いた、女子トイレに付属している洗面所のほうが、設備としては整っているようです。

源泉分析表はこちら。単純硫黄泉の「不動の湯」です。 

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ph値は、この表だとちょっと読み取りにくいのですが、公式ホームページの記述によるとph8.1の弱アルカリ性とのこと。アルカリ性の硫黄泉って、ちょっと珍しいですね。

泉温は40度少々のややぬるめの源泉のよう。

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いざ、中に入ってみると……。
冬ということもあり、湯気がもうもうとたっています。。。 

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浴槽の源泉はやや緑っぽい笹濁り!うれしい♪

洗い場にはシャンプー・コンディショナー・ボディシャンプーあり。 

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シャワーも使えます。全体的にとてもきれいな浴室です。 

こちらのお湯、日によって濁りのない、透明な緑色になることもあるんだとか。

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宿の公式サイトから写真をお借りしました。

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↑これが透明な日のお湯で。。。

↓こちらが濁りのある日のお湯。

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出典:http://echigoyaryokan.com/onsen/fudo/

たしかにちょっと違いがありますね。
ブログや口コミサイトによると、震災の後に少し泉質が変わって、濁ったり透明になったりするようになったんだそうです。でも、どちらにしろきれいな緑色のお湯なんですね。

不動の湯には小さいながら露天風呂もついています。 

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こちらもうっすらと緑っぽいような感じもありますが、白濁の硫黄泉でした。同じ源泉なのにこんなに違うって不思議ですねえ。。。

どちらのお湯もややぬるめで、硫黄泉のわりにガツンとした強烈さのない、優しい感じのお湯でした。硫黄泉は、長湯すると湯あたりしやすいように思うんですけれど、越後屋旅館さんのお湯ならば長湯しても大丈夫そうに思います。

しばらくの間他のお客さんは来ず、雨で冷えた体をじっくりと温泉で温めることができました。

【再訪したい度】★★★★★ 日帰り入浴するにはやや交通の便が悪いが、いつかもう一つの源泉も味わってみたい

毎日19時で男女の浴室を交代するそうなので、日帰りだとどちらかのお湯にしか入れないのですが、いつか再訪してもう一つの源泉「越後の湯」にもつかってみたいなと思いました。

もう一つの源泉も、写真を見る限りだと緑がかったお湯で、不動の湯よりもやや熱めの炭酸水素塩泉のようです。越後の湯、とのこと。

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出典:http://echigoyaryokan.com/onsen/echigo/

お湯もすばらしかったし、旅行サイトの口コミを見ると食事もおいしいようなので、次回泊まってみるというのもいいかも……と思ったら、現在は1人泊のプランは出ていないんですね。そうか、1人では泊まれないからこの宿をチェックしたことがなかったのかも。。。

でも「毎日日中は不動の湯が女湯」というわけではなく、男湯女湯の交代は1日1回だけなので、2日続けて日帰り入浴すれば、両方のお風呂に入れるわけですよね!また来たの?って感じで、やや恥ずかしい気もするけど。。。

駅から遠いので2日続けて日帰り入浴はしんどいような気もするけど、いっそ近くの宿に泊まって2日連続通えばいいのでは?そうか、いっそ今回日帰り入浴できなかった高東旅館に泊まって、越後屋旅館に日参すればいいのかも。高東旅館さんは1人泊できるんですよね。

再訪するかどうかちょっと迷っていたところもあるのですが、いろいろ考えたら夢が広がってきたので★5つとしました。また、何らかの形で訪れたい宿です。