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温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく

ついに行ってきました!高尾山の日帰り温泉施設 京王高尾山温泉極楽湯 入浴記

京王高尾山温泉極楽湯は、高尾山登山の玄関口となる、京王線の高尾山口駅に隣接する日帰り入浴施設です。
約1年前、2015年の10月27日にオープンしました。

まだ録画を見れていないのですが、2016年10月15日には、フジテレビの「もしもツアーズ」でも紹介されたようですね。

実は放送の一週間ほど前、初めてこちらの日帰り温泉に行ってきたばかりでした。
極楽湯で温泉につかった後、高尾山ビアマウントに風呂上がりのビールを飲みに行ったんです。

2016年のビアマウントは10月15日で終了してしまいましたが、高尾山の紅葉シーズンはこれから!登山後のお楽しみ、極楽湯のお風呂・設備についてレポートしたいと思います。

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温泉旅館風でとてもきれいな外観でした。
のれんの柄もかわいいですね。

高尾山温泉極楽湯は使える施設?高尾山周辺の日帰り温泉事情は変わったか?

ミシュランガイドにも掲載され、年間260万人の登山客が訪れる高尾山。「世界一登山客の多い山」と言われることもある高尾山ですが、実はこの「極楽湯」ができるまで、登山後の温泉事情は良いとは言えませんでした。

一番近いのは、八王子の健康ランド「高尾の湯 ふろッぴィ」だったと思いますが、駅からは送迎バスに乗って移動する必要があり、料金も休日は1800円とややお高めだったのです。

そこに極楽湯ができ、場所は駅の目の前だし、値段もまあまあリーズナブル!ということで、オープンしたばかりの頃はものすごい混雑だったとのこと。更衣室のロッカーのキャパシティを超えたため、週末は入場制限されることもあったとか。
そんな噂を聞いて恐れをなし、私はオープンから約1年の間極楽湯には行かず、高尾山に登った後も、電車を乗り換えて近隣の日帰り温泉施設に行っていました。

中央線で高尾駅から2駅の、藤野駅にある東尾垂の湯や……

京王線の分倍河原駅で乗り換えて2駅の南多摩駅にある季乃彩なんかに行ってましたね。

しかし今回、高尾山ビアマウントに行くにあたり「雨が上がったばかりで登山者が少ない今日なら、極楽湯も空いているのでは?」と思い、ビアマウントに行く前に温泉に寄ってみたのです。

ビアマウントの話はこちらの記事に書きました。

さて、京王高尾山温泉は果たして、使える温泉施設なのか?

自分で言うのもなんですが、けっこう日帰り温泉施設にうるさい私。。。いくら場所が良くても、宮前平の湯けむりの庄とか、奥多摩の瀬音の湯みたいな印象を持ったら、たぶんもう行かないと思います。

これらの施設が好きな方いたらすみません。。。
個人的には、東京近辺の日帰り温泉で「なぜこんなに混んでいるのかわからない」二大巨頭という感じ。
まあ、混みすぎるから嫌だっていうのもあるとは思いますが、極楽湯も混雑はすると思いますから、これらの施設と同じ印象を持つ可能性もあるよねと……。

さて、高尾山口駅から極楽湯に向かいます!なんと駅直結です。

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券売機の奥に、極楽湯に向かう通路が見えます。

通路に入るとすぐ、営業時間と料金の表示がありました。

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営業時間は8時から23時まで(最終受付22時)と、比較的長め。

温泉のエントランスまで行ってから

「思ったより高いな~、やめとこう」とか「なんだ、あと1時間で閉店か、じゃあいいや」みたいなことになるとガッカリ感が半端ないので、駅にいながら検討できるのはいいですね。

入浴料大人1000円は、安くはないですが「高いな~」と言うほどでもない絶妙な値段ですね。
ちなみに、私がよく行く季乃彩の入浴料は平日800円、土日祝日が950円です。そのぐらいだと、まあいいかなって思うんですよね。私はね。。。

ちなみに、入館料がアップする「シーズン料金」が適用される期間は、お正月の三が日までとゴールデンウィーク、そして11月いっぱいだそうです。
紅葉期間の11月中は、高尾山が最も混雑する時期なんですね。

よし行くぞ!と思ったら、竹が敷きつめられたなんだかお洒落な通路を50メートルほど歩き……

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階段を登ると、そこには極楽湯のエントランスがあります。

まずは靴箱に靴を入れ、鍵をかけます。鍵をかける際にコインなどは必要なく、また鍵はフロントに預けるのではなく自分で管理します。

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出典:http://hirai-susumu.info/gokurakuyu-takao/

そしてフロントの目の前にある券売機に並びます。

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 けっこうな人が並んでいましたね。
スタッフの方が側について「何名様ですか?タオルはお持ちですか?」などと声をかけてスムーズに購入できるように誘導していました。
タオルはバスタオルとハンドタオルのセットが250円でレンタルできます。また、券売機での支払いには、Suica・PASMOが使用できました!

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券売機で購入した券をフロントに出し、タオルを受け取ります。
借りたタオルはフロントに返却するのではなく、脱衣所に備え付けてある使用済みタオル入れに入れてくれとのこと。

日帰り温泉だと、フロントでバーコードのついたリストバンドを渡されて、飲食やマッサージの料金も最後にまとめて精算するところや、脱衣所で使用するロッカーキーを渡されるところもありますが、高尾山の極楽湯ではそういったシステムは取っていません。
飲食やマッサージは都度の精算になり、ロッカーは脱衣所に行って空いている好きなところを使う、という感じ。そして靴箱の鍵も自己管理のため、帰るときはフロントを通らずにそのまま帰れます。
リストバンドによる事後精算だと、滞在中は財布をロッカーに入れたままにしてだらだらできるのでいいですけど、帰りにお会計待ちが発生してしまうことがありますよね。

高尾山温泉極楽湯は、混雑必至の施設のため、余計な待ち時間が発生しないようなシステムにしてあるんだと思います。

フロントの側にはおみやげ売り場がありました。

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こぢんまりとしたスペースではありましたが、ご当地のお菓子などを販売しているようです。

その他、ちょっとおもしろい設備としてはまず、脱衣所とは別にロッカールームがあるところ。

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出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

登山用のリュックサックなど、大きな荷物がある場合は、あらかじめこちらのロッカーに入れておくことができます。
大きめのロッカーも無料で使えるのでありがたいですね。

それと、1階の食事処の側には、なんと電車の運行情報の表示が!

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出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

電車遅延などの情報もわかりますし、ギリギリまで滞在できるというわけです。なんという至れり尽くせりでしょう。

また、食事処の隣には横になって休める「うたたね処」という畳敷きのスペースがあります。

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出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

ただし、ブランケットなどの貸し出しはなく、あまりゆっくりゴロゴロできるような雰囲気ではないようです。

紅葉シーズンやゴールデンウィークなどの繁忙期には、うたたね処は食事処の席として使われるそうなので、食事処のサブスペース的な意味合いで設置されているのかもしれないですね。

また、「ほくし処」というマッサージコーナーも1階にありました。手もみのハンドマッサージのようですね。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

フットケアとボディケアがあり、お値段は10分1000円というところで、ごく平均的な感じ。登山帰りの疲れを癒やすのにはいいですね。

館内は基本的には禁煙ですが、喫煙所は建物の中にありました。

また、これらの設備はすべて、建物の1階に集中しています。2階がお風呂でそれ以外は1階です。
階段またはエレベーターで2階に上ると、男女別の大浴場が!

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では、いざお風呂へ!

【風呂】★★★☆ 露天中心でさまざまな浴槽があり、混み合ってはいるが清潔感はある

脱衣所にロッカーは200ほど設置されているとのこと。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

フロントで場所を指定されたり、利用に料金がかかるわけではなく、好きなロッカーを無料で使えます。場所指定方式だと使いにくい位置を指定されることもあるので、地味にありがたいです。

脱衣所の一角にはパウダールームがあり、ドライヤーが8台ぐらい設置されていたと思います……が、それでもドライヤー待ちの列は常に発生していました。

ちょっと残念なのは、ドライヤーを使えるブース以外に、メイクができるようなスペースがほとんどないんですね。
温泉には入ったものの、これから電車に乗って帰る!という方もかなり多いと思うんですが、メイクコーナーがないので化粧をするのにちょっと難儀しました。洗面所の隅っこで小さくなりながらメイクをしている人が私自身を含めて何人もいて、もうちょっと場所があればなあと思いました。ドライヤー待ちの列ができているので、髪の毛が乾いたらさっさと鏡の前を立ち去らないと申し訳ない気持ちになるんですよね……そのままパウダールームに居座ってメイクまで終わらせるのはなかなか難しいですよ!

また、利用人数を考えると仕方ないとは思いますが、アメニティの類いは綿棒ぐらいしかありませんので、化粧水などは持参するか、入館時に購入する必要があります。

 

さて、浴室について。

洗い場の数はかなり多く、一つ一つに仕切りがついています。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

ブース内には定期的に清掃が入っており、概ね清潔に維持されているようでした。

また、シャンプー&コンディショナーはノンシリコンかつアルガンオイル配合という、ちょっとこだわった品のようです。使い心地は普通でしたが、香りが少ないので万人受けする感じかなと思いました。

浴室内にはサウナと水風呂もあります。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

サウナの中にはテレビが設置してありました。

浴槽は、内湯と露天合わせて6つもあります!

 

・替わり風呂(内湯)

簡単に言えば「入浴剤の入っているお風呂」で、この日は「アロエ風呂」でした。
お湯が緑色にそまっており、薬草っぽい香りがしました。
湯温は40度程度で、長湯しやすい温度になっています。

 

・檜風呂(内湯)
お湯が白く濁っていますが、天然温泉や入浴剤ではなく「マイクロバブル」という細かい気泡が入っているお湯のため、白く濁って見えるんだそうです。

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出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

なんでも、気泡が毛穴に入り込んで汚れを除去してくれるんだとか。
湯温はやはり40度ぐらいで、入りやすい温度に設定されていました。

・座り湯

寝湯を座って楽しむような感じで、椅子に腰掛けると背面がお湯で温まる仕組み。

・炭酸石張り風呂(露天)

最近人気の人工炭酸泉です。
37度程度のぬるめのお湯ですが、浸かるとあっという間に肌に細かい泡がびっしりとくっついてきます。そしてぬるめなのにかなり温まります。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

ここ10年ぐらい人気のお風呂なので新しめのスーパー銭湯には必ず設置されていますね。
個人的には「マイクロバブル」なんかはちょっと眉唾ものかなあという気もするのですが、天然温泉でも炭酸泉は効能が高いと言われますし、ぬるめで長湯できて、血行が格段によくなる気がするので、よく入っています。

このブログで紹介した施設の中でも「季乃彩」「湯けむりの庄」「テルマー湯」などに人工炭酸泉の浴槽がありました。

ただ、ぬるめの湯温なのでお湯の投入量が少なく、清潔感という面でやや難があると感じた施設もありました。上にあげた3店の中でも、湯けむりの庄とテルマー湯はちょっと。。。

で、高尾山温泉極楽湯の炭酸泉はどうだったかというと、けっこういいんじゃないかな、と思いました。

かなり強烈な泡つきを感じられ、炭酸濃度も高いようですし、新しいお湯も定期的に入ってきていて、塩素臭が気になるようなこともありませんでした。湯温は37度程度の、体温よりやや熱いぐらいの温度に設定されており、こちらもちょうど良い温度でした。

・天然温泉岩風呂(露天)ぬる湯とあつ湯

天然温泉の浴槽は、39度ぐらいのぬる湯と、42度ぐらいのあつ湯の二つがありました。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

塀に囲まれてはいますが、高尾山の山肌が見えて、天気が良い日は気持ちがいいと思います。

源泉の分析表が脱衣所に貼ってありました。

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 出典:http://yutty.jp/archives/takaosan-onsen-gokurakuyu/

遠くで湧き出たお湯を引き湯しているのではなく、ちゃんと高尾で湧き出たお湯を使っているんですね。

泉質はアルカリ単純泉。泉温は26.2度と低めなので加温していますが、なんとphは9.9というかなりの高いレベル。

アルカリ度の高いお湯はぬるぬるしますが、こちらのお湯も、加温循環しても多少はそのパワーが残っているようで、湯上がりはつるつる感がありました。また、塩素臭も気になるほどのレベルではなく、そんなに悪くないお湯だなと思いました。

総じて、浴室の設備や浴槽については、できて1年ということもありますが、新しくて清潔感があり、浴槽もバラエティに富んでいてお湯の温度が適切に調節されており、まあまあではないかなと思いました。混んでいなくて連れもいないときなら、炭酸泉に1時間ぐらい浸かっていたかったです。

またこの日は三連休の中日で、途中からは混み合ってきましたが、浴室内ではストレスを感じるほどの混雑はなかったです。(脱衣所ではドライヤー待ちなどあり、ちょっとストレスありましたが。。。)

【食事】★★★☆ メニューは比較的豊富で季節感のあるメニューもあり、しっかり食事にもちょい飲みにも対応。

食事処は、1階の奥に、かなり広いスペースが用意されていました。

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手前にテーブル席60席、奥に座敷席76席があります。

カウンターっぽいテーブル席もあり、1人で来たとしても利用しやすいですね。
メニューも豊富でした。

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ご飯ものや蕎麦、定食メニュー。しっかり食事もできますね。
左上の季節メニューの鮭いくらご飯みたいなやつ、めっちゃおいしそうです。

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個人的にはこっちのほうが重要!なおつまみとお酒のメニュー。

お酒も、ビール、ハイボール、ホッピー、サワー、日本酒、焼酎と一通り揃っていますね。
日本酒と焼酎は5種類ぐらいずつあるようで、うれしい。

サラダや刺身が数種類ずつあるほか、単品のおつまみも、だし巻き卵や冷やしトマト、天ぷら、唐揚げ、ポテトフライ、ソーセージ盛り合わせ、餃子など一通り揃っていますね~。うれしい。

営業時間は、9時から23時まで(ラストオーダー22時)までとかなり長いです。
また、こちらの食事処は最後にフロントでまとめて精算する形ではなく、オーダー時に現金で支払います。

支払いを終えると、呼び出し用の端末が渡され、注文した料理ができると端末から音がなるので料理を受取に行く、という仕組み。無駄がなくて良いですね。

今回は、高尾山ビアマウントに行く前の入浴だったので、食事処は利用しませんでしたが、値段も平均的な居酒屋価格で、十分に使えると思いました。変なお洒落感がないのがいいですね!(日帰り温泉の食事処が、お洒落で値段高いとなんだかなーと思ってしまう私でした)

【再訪したい度】★★★☆ 利用者目線に立って作られた、コンセプトのはっきりした良い施設だと思う

正直なところ「この温泉を目的に高尾山口まで来るか」と言われたらそれはないなと思うのですが、そもそもここは、そういう施設ではないんですよね、きっと。

高尾山を目的に来た人たちが、観光や登山後に立ち寄って汗を流し、体を温め、お腹を満たして帰るための場所、なんだと思うんです。

だから、岩盤浴やオイルマッサージなどの滞在時間が長くなってしまう設備やサービスは必要ないし、お風呂上がりにごろ寝できるスペースも最小限、かつあまり快適なスペースではなく繁忙期には閉鎖されてしまうw

「ごろごろできる場所がない」ことは残念なことではありますが、「男女のグループで来たのに待ち合わせできる場所が館内にない」というほどではないので、許容範囲かなと個人的には思います。

ちなみに……かの星野リゾートの運営する日帰り温泉施設「トンボの湯」には、館内に待ち合わせるスペースもないのですよ。。。神田川みたいに外で待ち合わせなきゃならないの。。。さすがに、それは嫌。。。

また、肝心の浴室の設備についても、すばらしい泉質の温泉!というわけではありませんが、清潔感あって塩素臭も最小限だし、そんなに悪くなかったので十分です。

私は冬の間、人が少なくなった高尾山によく登りますので、そのときはまたこちらの温泉に入って、のんびりビールでも飲みたいなと考えています。

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