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温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

山と温泉のきろく

新潟県 火打山 高谷池ヒュッテテント泊の旅

今年の9月は、本当に晴れの日が少ないですね。。。
2日間連続で晴れマークがつく週末がまったくなくて、週末が近づくたびに、山仲間がため息をついているように思います。

そんな9月ですが、晴れ間を狙ってなんとか9月10日~11日で上越の火打山に行ってきました。

土曜日は晴れときどき曇り、日曜日は曇りのち雨という下り坂の天気予報でしたが、なかなか良い景色を見ることができたと思います。

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写真は火打山の山頂碑です。
しばらく山頂に一人きりでしたw

妙高山と火打山、隣り合う百名山はまとめて登る人が多いですが、あえて別々に登った理由は?

妙高山と火打山は、それぞれに幕営もできる、かつ食事付き宿泊可能な営業小屋を持ち、どちらかに1泊すれば2つの百名山を登ることができるので、人気の高い山です。

それなのに今回、火打山だけに登って帰ってきたのは……特にこだわりがあったわけではなく、2日続けて晴れ予報じゃなかったからです。。。

なんか私、いつもこうなんですよね……甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳も北沢峠に一泊して2日間で一気に登る方が多いですけど、一日しか晴れなくて、結局別々の日に登りました。

ちなみに火打山は、7月末にほてる千家に泊まったときに日帰りで登っています。

www.yamaonsen.com

今回も日帰りできるならしても良かったんですが、ケーブルカーでショートカットできる妙高山と比べて、火打山は公共交通機関利用の場合そこまで早出できず、日帰りは難しかったので、テントを担ぐことにしました。

出発~妙高山登山口の笹ヶ峰高原まで

妙高高原は新潟県ですが、まず、夜行バスで長野駅まで出ます。

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バスタ新宿を23時35分に出発する、アルピコ交通の夜行バスだと、長野駅に5時8分に着くのですが、3列独立シートコンセント付きで、4800円ぐらいで乗れるのでけっこうコスパがいいなと思っています。

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夜明け前の長野駅。

それから6時24分発のしなの鉄道北しなの線に乗って、妙高高原駅へ。

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長野駅で1時間以上時間があるのですが、コンビニに寄って朝食や昼食を買ったり、着替えをしていたらあっという間でした。

妙高高原駅に着くと7時7分。
駅の右手にある観光案内所の前で、7時20分発の笹ヶ峰行きのバスを待ちます。

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この時点ではすばらしくいい天気です!
なるべくもってくれますように。。。

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バスに乗り込みます。
妙高高原駅から笹ヶ峰までのバス料金は1000円ちょうど。先払いで、乗車時に支払います。
乗車率は6割ぐらい。明日がいい予報じゃないからか、やや少なめのような。
でも、ザックを隣の席におけるからこのぐらいがちょうどいいですね。

ちなみに、翌日は午前11時30分発の折り返しのバスに乗ったんですが、乗客2人だけでした。

妙高山にも寄ってくるとなると11時30分のバスは難しいので、やはり2山登った人が多かったのかなあ。

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終点笹ヶ峰に到着です。

登山口~幕営地の高谷池ヒュッテまで

登山口は駐車場から2~3分のところにありました。

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登山届けを提出して、いざ出発です。

 

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歩き始めは、木道が敷かれている区間も長く、かなりなだらかな登山道です。
木陰で涼しいし、快調な感じで歩いていきます。

1時間ほど歩くと、橋がかかっている沢に出ます。

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これが噂の、最後の水場「黒沢」ですね。

最後の水場というのは……高谷池ヒュッテにも水場はあるのですが、煮沸しないと飲むことができないんです。なので、生で飲める最後の水場がこの沢でして。

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しかし、橋から下の沢までそこそこ高さあるけど、どこから水くんだらいいの?

しばらく挙動不審になりかけましたが、橋を渡ったあと右側から回り込むと、沢に降りられるポイントがありました。

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しかし、こんなガチな沢から飲用水をくむの、屋久島の淀川小屋以来かも。。。

黒沢を超えるとまもなく、傾斜が急になり始め「十二曲り」という、ジグザグに曲がりながら高度を上げていくポイントにさしかかります。

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でも、十二曲りもしっかりと道が整備されていて、足場が危ういところは木の階段になっていたりで、そんな危険なところはなかったです。

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むしろ、十二曲りを超えてからもしばらく続く道のほうが、岩だらけで急傾斜できつかったですね。

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登りはそうでもないけど、ここは帰りに下るときがしんどかった。翌日の話ですが。

急坂を1時間40分ほど登っていくと、富士見平というポイントに出ます。妙高山に向かう道と、火打山に向かう道の合流ポイントです。

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まっすぐいくと黒沢池ヒュッテを経て妙高山。
左に曲がると高谷池ヒュッテを経て火打山。左に曲がります。

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おお!なんだかちょっといい眺めになってきましたよ!

そして、遠くに見えるのは……

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高谷池ヒュッテです!ときどき雲につつまれてしまうけれど……早く着きたい!!

 

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着きました。

三角屋根の、かわいい小屋です。

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正面に回ると、なんだかいろいろ工事をしていますね。

でも、小屋の前にテーブルと椅子が何セットかあって、みんなそこで思い思いにお酒を飲んだり、食事をしたりしていて、いい雰囲気でした。

9月になると虫も減ってきて、快適でいいですね~。

高谷池ヒュッテのテント場の環境は?トイレはきれい?携帯の電波は入る?

テント泊の料金は1人410円でした。

他の方のブログで、トイレは小屋内のものを使わせてもらうという風に聞いていたのですが、今年は工事をやっていてその方たちが使うからか、それとも工事がなくてもそうしているのかわかりませんが、小屋の外に5つほど、登山口や、あとはフェス会場なんかによくある簡易水洗トイレが置かれており、テント泊の人はそれを使うように言われました。

清潔度についてはまあ、簡易水洗トイレですねw
日中~夜にかけてはまあまあ快適に使うことができましたが、朝の時間帯は利用する人が多いからか、個室によっては「おおぅ。。。」って感じの汚れ具合のところもありました。まあこれは、だいたいどこの山小屋に泊まっても一緒ですかね。。。

ただ、小屋の中のトイレを使わせてもらっていた時の情報で「小屋への宿泊者以外は利用した紙は持ち帰り」になると聞いていましたが、簡易水洗トイレだと普通に流せるので、これはありがたかったです。

また、テント場を含め、高谷池ヒュッテの周辺は、携帯の電波は入りません。
私はドコモでしたが、まったく入りませんでした。auのほうがやや入ると聞いたのですが、普通にネットができるほど強い電波ではなさそうでしたので、あまりあてにしないほうがいいと思います。ソフトバンクは……わかりませんが、たぶん入らないでしょうw

登山道だと、富士見平の少し手前までは普通にLTEが入ってることが多かったです。
小屋から火打山の山頂までの間も、小屋を出てから10分ぐらい歩くと電波が入るようになりました。つまり、小屋周辺だけが電波の空白地帯のようです。ドコモの電波があればもっと快適に過ごせるのになー。

それと売店情報として、お茶やスポーツドリンクなどのペットボトルの飲料、缶ビール、ワンカップの日本酒、アルファ米などを販売していました。
缶ビールの小さいほうの缶が500円。日本酒のワンカップも500円でした。購入したものについても、缶は持ち帰りになります。

ワンカップがガラスだったら嫌だなあと思ったんですが、缶でした。
そして、普段は山バッジを置いているようなのですが、このときは売り切れ!超ショック!どうやって手に入れよう……。

とりあえず、テント場に向かいます。

小屋とテント場の間に水場があります。

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水量は十分ですが、要煮沸です。

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テント場はこんな感じ。

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目の前に湿原があるテント場です。なんて素敵な環境!

 

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私も設営しました。一番手前の黄緑色のテントがマイテントです。
設営し終わり、昼食を取った時点で1時過ぎ。

火打山に行って帰ってくる標準コースタイムは2時間30分。
行ってみたいと思います!

高谷池ヒュッテ~山頂まで

ヒュッテを出て火打山に向かって歩き出すと、テント場から見えていた湿原を越えていくことになります。

振り向くと、湿原の向こうにテント場と小屋が見えます。

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湿原は、場所によっては既に紅葉が始まっているようなところもあって、本当にきれいでした。

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小屋から15分ぐらいで「天狗の庭」というポイントに出ます。

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沼にうつる火打山がきれいですね~。

湿原を抜けるまでは木道歩きがメインです。
進行方向に火打山!

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うわー!雲に包まれる前に着きたい。。。

また沼があったり。

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このあたりでは、やたら写真を撮っていて時間をくってしまいました。

湿原を抜けると、傾斜が急になっていきます。

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だんだん、あちこちから雲があがってきていますね。。。

でも、火打山の山頂方面はなぜか大丈夫っぽい!うれしい。

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あちこちで、登山道の補修工事が行われていました。ありがたいことです。。。

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雲がきれいですね~。
でも、こういう雲のときってたしか、天気は下り坂、だったような。。。

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もうすぐ頂上です!

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小屋から1時間半ほどで山頂に到着!

先客は、山頂碑の向こうにいる男性1人だけでしたが、その方も入れ違いですぐに下りていってしまい。。。山頂独り占めですw

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誰もいないので、セルフタイマーで記念写真を撮りました。ひさびさにやったなーこれ。

空は晴れているけれど、低いところには雲が出てしまっているため、本来見えるはずの北アルプスなど、周辺の山脈はまったく見えません。

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でも、雲海と空が美しかったから、これはこれでいいなと。満足して下り始めます。

山頂から下山まで

山頂からは下山まですべて、来た道を戻るだけなのでかなりはしょりますw

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歩いてきた道にうっすら雲がかかりはじめています。
これはこれできれいかも。

と思いながら歩いていたら晴れてきて、結局この日はずっと晴れでした。

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小屋についたら500円のビールを買って、テントでいただきます!

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サッポロビールから出ている、新潟限定のビールでした。ちょっとうれしい。
で、おやすみなさいw

翌朝は、予報通りの今にも振り出しそうな曇り空。

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湿原も霧に包まれていました。
でも、早朝から火打山に行った方も多かったみたいですね。
私はのんびり朝食をとって、のんびり撤収。

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水場がちょっと面倒だけど、いいテント場でした。
小屋も、2階にテラスがあったりして、なんだか雰囲気がいいんですよね。いつか泊まってみたいかも。対応してくれた小屋番さんも感じよかったし。(バッジ売り切れだったけど・涙)

7時30分ぐらいからのんびりと下山開始!

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十二曲りを下って

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水場の黒沢も通り抜けて

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帰ってきました!お疲れさまでした!

いつ雨が来るかとびびっていましたが、下山まで降られずにすんだし、大満足の山行だったなと。

危険箇所もほとんどなく、登りやすい山だったと思います。
妙高高原もかなり気に入ってしまったし、機会があればまた登ってみたいですね。