温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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宮城県 遠刈田温泉 温泉山荘だいこんの花 宿泊記

温泉山荘だいこんの花

温泉山荘だいこんの花は、松島や作並温泉で「一の坊」という温泉ホテルを運営する会社が運営している、遠刈田温泉の宿です。

私は、作並温泉の一の坊が大好きで、1人で何度か泊まっていたのですが、同じ会社で経営されているだいこんの花にもずっと興味を持っていました。
口コミの評価も高く、ブログなどで絶賛している方も多く、お安い宿ではないのに何度もリピートしている方が多かったので、興味を持っていたというより「憧れていた」というほうが近いかもしれません。

ちなみに、ホテル一の坊は部屋数100室以上の大型のホテルですが、総部屋数18室の小規模旅館で、18室中14室に部屋付きの源泉の露天風呂があるという、一の坊とはまったく趣の異なる温泉宿です。
価格帯も当然異なり、一の坊は1万円台から泊まれますが、だいこんの花は2人泊で1人2万6千円から。

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バスなしの部屋で2万6千円からなんですが、露天風呂がついている部屋が3万円からとそこまで価格差がないので、どうせ贅沢するなら!と露天風呂付きの部屋に泊まることにしました。

18室の宿なのに敷地は1万坪!敷地内の農園でとれた野菜が食卓に並ぶ、田舎暮らしを体験できる宿。でも無料送迎はなしw

私たちは(このとき2人泊でした)交通機関利用だったのですが、前日も遠刈田温泉の別の宿に泊まっていたので、タクシーで宿まで行きました。

遠刈田温泉は、電車だと最寄り駅は新幹線の白石蔵王駅か、在来線の白石駅になり、路線バスが出ています。
宿泊の場合、白石蔵王駅or白石駅まで送迎してくれる宿も多いのですが……。
だいこんの花さんは、駅からは片道1000円の送迎タクシーの利用になります。(要事前予約)
うーん、1泊3万円の宿にしてはなんか、親切じゃないような。。。

たとえば遠刈田温泉からほど近い、青根温泉の岡崎旅館さんは仙台駅からの無料送迎がありました。

1泊30000円の宿に泊まるのに送迎料金片道1000円にけちけちすんなよ!そこをケチらなきゃならない人間はうちの客じゃねえ!ということなのかもしれませんが。。。若干釈然としない思いになりましたw

ちなみに、作並温泉の一の坊は、宿泊者は仙台駅からの無料送迎がありますし、最寄り駅の作並駅からの送迎バスは、予約なしでも日帰り利用でも使えてとても便利なのです。
それなのに同経営でランクの高いはずの宿で送迎なしって、なんなんだろうなーと考えたら、もしかして、そういうこと?と。。。w

かなり広い敷地のようなんですが、当日は雨が降っており、フロントのある母屋に一番近いところまでタクシーをつけてもらいました。
雨なのでその後散歩することも特になく、敷地の広さをまったく体感せずに終わってしまったのは、ちょっと残念でした。

母屋の入り口。

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雨なので、自由に使える傘が置いてありました。

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敷地内の木々は紅葉の終わりかけという感じで。

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天気がよければ散歩が楽しかっただろうなーと思いました。

館内も、本当に広かったです。

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真剣に迷子になったというか、自分の部屋がどこだったのか、すぐには覚えられなかったです。やっと覚えたころにはチェックアウトという。。。w

【風呂】 ★★★★ 雨の日は露天巡りの楽しみが半減でちょっとしょんぼりだったけど、実は気に入ったのは大浴場。

だいこんの花の広い館内には、4つの貸切露天風呂と、男女別の大浴場が点在しています。
貸切露天風呂はすべて予約制ではなく「行ってみて誰も入っていなければ入れる」タイプです。
入浴可能な時間は午前6時から24時まで。

4つの貸切露天風呂のうち、「朝かぜ」「星の林」は比較的大浴場や泊まっている部屋からも近いところにありましたが「雪待ち」「通り雨」は、居室からも遠く、しかも廊下を出てからもしばらく歩かなければなりません。
そのため、入るときは竹を通せんぼするように渡して、看板を「入浴中」にしてから浴室に向かうようにチェックインのときに説明があります。

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出典:http://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/

こんな感じで。
しかし、説明を聞いていなかったお客さんなのか、看板も竹も入浴中になっていなかったのに、浴室までたどり着いたら誰か入ってる!ということもあり……ちょっとがっかりしたりw

また、宿泊当日はずっと雨が降っており、この4つの貸切風呂は屋根がないため(朝かぜのみ部分的にちょっと屋根があるだけ)あまりのんびりと入浴できる感じではなかったです。

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出典:http://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/

野天風呂という扱いの「雪待ち」「通り雨」。

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出典:http://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/

母屋に近い「朝かぜ」「星の林」。


一応、脱衣所に編笠も用意してあるのですが……。

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出典:http://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/

雪見露天なら編笠を被って入るのも一興ですけど、なんか雨の中だと、そういう雰囲気にもならないんですよねえ。。。

なので、正直なところ貸切風呂はあまり楽しめたとは言いがたいと思います。残念でした。

ただし、大浴場はとてもよかったです。こちらは24時間入浴可能です。

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女湯ののれん。
脱衣所はいつも清潔に整えられていて、フェイスタオルは使い放題でしたし。

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露天風呂にもちゃんと屋根があって、お湯の温度も適温でした。

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内湯。

 

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洗い場。
晴れていたら、きっと貸切風呂の印象ももっと良かったんだろうなと思い、星は4つにしました。

正直なところ、貸切風呂が空いているかどうかを見に行くのが非常に面倒くさいんですよね。。。
部屋にいてもわかるような仕組みを作ってくれたらありがたいのになあと。まあ、そのへんもたぶんコンセプトに反するんだろうなとは思うのですが。

【食事】★★★★★ 野菜はたしかにおいしかった!けど、肉料理魚料理はもっとシンプルでもいいのでは?とも。

夕食・朝食共に、個室風ダイニング「コの字」でいただきます。

まずは夕食!
お酒は日本酒をいただきました。

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おしゃれなグラス!

前菜。

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野菜料理のバーニャカウダ。

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野菜が本当にそのまんまwでもおいしかったです。

ごぼうのポタージュスープ

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お刺身には柑橘風味のドレッシングがかかっていました。

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魚料理

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写真が見切れてるのは、撮影を忘れてちょっと食べちゃったからw
ペシャメルソースっぽいソースがかかっていておいしかったです。

肉料理。

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お味噌汁代わりの鍋物。

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取り分けていただいたため、詳しくは忘れてしまったw

 

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これは煮物……か、蒸し物かな。。。


ご飯は栗ご飯でした!うれしい!!

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漬け物は浅漬け。

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デザートは3種。

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ボリュームも十分で、おいしかったです!

朝食も同じ食事処で。
朝だと、お庭がちゃんと見えていいですね。

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ハーフバイキング方式で、こちらは席にセットしてあるおかず。

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焼き鮭、おひたし、漬け物、煮物など、基本の和総菜が並びます。

そしてこちらは、バイキングでいただく野菜サラダとドリンク。

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サラダの野菜が豊富でとてもおいしかったです!
作りたてのトマトジュースやヨーグルト、野菜スープもおいしかった。。。

そしてだし巻き卵は2人前でこの量がどーんと。

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卵が濃厚な味わいでおいしかったです。

名物の手作り豆腐。

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白米が好きな同行者は、おひつを空にしてました。

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ご飯もおいしかった模様ですw

ちなみにこちらの宿、食事以外にもいろいろと、飲食物のサービスがありまして。。。

まず、小とりサロン(7時~22時30分まで)では、コーヒー、紅茶、ミネラルウォーターがいつでも飲めるのと、21時半から22時半の間は夜食のサービスがあります。

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そんなに混んでなくて、くつろげるスペースでした。

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フロントの近くのカウンターテーブルでは20時から21時半まで食後酒のサービスが。
囲炉裏で焼いたかき餅のサービスなんていうのもありましたね。

しかし、残念なことに夕食朝食でおなかがいっぱいorお酒も十分飲み過ぎてしまったため、コーヒー紅茶ぐらいしか楽しめなかったのが心残りです。。。

【部屋】★★★★ アメニティやドリンクサービスは良いけれど、使いやすい部屋というわけではない

私たちが宿泊した部屋は「露天風呂付き離れA」タイプの「なずな」という部屋でした。
露天風呂付き離れの中のスタンダードなタイプの部屋だそうです。
宿泊費は2人泊で1人33000円なのですが、公式ホームページからの早割で3000円引きになりました。

洗面所にはアメニティがずらりと並び

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個人用のアメニティもゴージャスです!

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冷蔵庫の中。

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これ、下の段は有料のドリンクですが、上の段はサービスで無料で飲めます。
無料のドリンクの中に缶ビールも入っているのがいいですね!

コーヒーとお茶セット。

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サロンでも飲めるのですが、いつでも煎れられる用意があるのはいいですね。

ベッドルーム。

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だいこんの花は、スタッフが部屋に入ってこないので、すべての部屋がベッドです。
シモンズの、大変寝心地のいいベッド。

部屋付きの露天風呂。

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このときは「一応外にあるってだけで開放感ないなあ」と思ったんですが、改装されて眺めはよくなったみたいですね。

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こんな感じに。

しかし、露天のお湯は非常に熱かったです。
そして、貸切露天を巡るのに必死で、まったく部屋付きの露天に入りませんでした。。。もったいない。

文机もあります。

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なんだかよくわからないけどこれがこの宿のこだわりらしく、すべての部屋にこういう書斎コーナーがあるそうです。
しかし、このタイプの温泉に来て仕事するってこともないでしょうし、いったい何を書けというのだろうか?謎。

畳敷きの広い縁側。

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そういえば、不思議だったのがこの部屋、ベッドルームに小さなテレビが1つと、もう1つ大きめのテレビが置いてあったんです。
でも、そのどちらも
「このテレビどういう体勢で見ればいいの?」って感じの場所に置いてありまして。。。
ベッドのほうも、横になったら見えない場所にありましたし。
なんだかよくわからなかったですね。

ただ、DVDプレーヤーも室内にありまして、DVDも借りれたので、サンドウィッチマンのDVDを借りて見てたんですけども。
やっぱ宮城県出身だから置いてあったんでしょうかね?おもしろかったです。

【再訪したい度】★★★ コンセプトが先走っている感はあるけど、おもしろい宿だとは思う。心酔はできないけどw

ご飯はおいしく、温泉も良いですし、部屋も広くてきれいで概ね良いのですが。
まず残念なのは、1泊ではこの宿が提供しようとしているサービスを、到底味わいつくすことはできないということです。
お風呂からして、貸切風呂4ヶ所と大浴場と部屋風呂と……ってやっていたら1日で足りるわけがないですし。
飲食面のサービスも、普通に夕食と朝食を食べてたら、夜食だのかきもちだのとても食べれません。
でも、せめて2連泊して2日目の昼を抜いたらいけるかな~。

でも、3万円×2を払って2泊したいかと言われると、そこまでの魅力はないな~というのが正直なところで。
この価格帯の宿で連泊するなら、朝も夕もガラッとメニュー変えてくれないと嫌なんだけど、どうなんだろう?という不安もあり。

あと、スタッフの方があまりプロっぽくないというか、がんばっているけれど、学生のバイトみたいな方も多かったです。
たまたま、新人さんが多い時期だったという可能性もありますが。。。

何よりも、この宿が打ち出そうとしている「田舎暮らしでのんびり」みたいなコンセプトに、私が心酔できないというのが一番大きいかなーと。
田舎出身ですからねw
高いお金を払ってわざわざ、疑似体験する必要はないだろうと。
でも、そのコンセプトにハマれる人にとっては素晴らしい宿なんじゃないかと思います。

部屋にお風呂のないリーズナブル(と言っても早割で2万6千円だけど)な部屋に1泊するならありかな~。
そのときはぜひ、晴れた日がいいですね。。。
うーん、ただ、遠刈田温泉は、1万円台後半から2万円台前半の価格帯で、他にけっこういい宿があるので、難しいところです。

→遠刈田温泉の宿をじゃらんでチェック!