温泉ブログ 山と温泉のきろく

山好き女子の温泉と食と山旅の記録です。

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黒川温泉 ふじ屋

黒川温泉 ふじ屋

別府~由布院~黒川温泉一人旅で、最後に宿泊したのがこの宿。
黒川温泉は、公共交通機関利用だとなかなか行きづらい場所にある温泉地。
1日2往復しかない「九州横断バス」を使って行ってきました。

秘湯ブームのころはかなり予約が取りにくかったと聞くけれど、最近はお客の数も落ち着いて、人気の温泉地ではあるものの、1人泊の受け入れがある宿も増えてきたみたい。
大型旅館はなく、小~中規模の宿が建ち並ぶ街並みは、なかなか趣があって素敵でした。

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今回宿泊した「ふじ屋」さんも、古民家を改築した、全8部屋の小さな宿です。

【風呂】★★★★

24時間入れる貸切風呂が2つと、男女別の内湯。
泉質は、炭酸水素塩泉で少し茶色がかったお湯でした。

露天風呂はないのですが(内湯にこぢんまりとした半露天があるのみ)、姉妹館の「のし湯」の露天風呂に無料で入ることができます。

私は、夕食前にのし湯の露天風呂に行き、食後、お腹が落ち着いてから貸切風呂、朝内湯に入りました。

のし湯までは徒歩で5~10分ほど。浴衣で行くために、あったかそうな羽織も用意されていたのですが、雪もあって足元も悪いので、私服&ブーツで行きました。
のし湯さんの露天風呂は広々としていて、時間帯がよかったのか空いており、のんびり楽しめてよかったです。源泉はふじ屋とは違って、ほんのりと硫黄の香りのする透明なお湯でした。

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ふじ屋の貸切風呂も良かったのですが、お湯は、内湯のほうが良かったかも。
内湯には朝、あわただしく入ったので、もっとゆっくり楽しみたかったです。

【食事】★★★★

夕食は、刺身が「やまめと馬刺し」、メインが「和牛の石焼き」で「黒豚のハリハリ鍋」と「唐いもご飯」でしめるという、山の中の温泉宿らしいコース料理でした。

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上品な味付けで、どれもおいしかったです。

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しかし、別府の山田屋さんに続いてこちらの宿も、日本酒が少なくワインが多いラインナップなのが不思議。。。

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朝食は和定食でしたが、特に目新しいものはないけど、味はよかったです。

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【部屋】★★★★

茶室だったのを改装したという、1人泊専用の四畳半のお部屋に泊まりました。
広くはないけれど、ふかふかのカーペットが敷かれており、暖かくてくつろげました!
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トイレと洗面もついていて、何の問題もないのだけど、冷蔵庫がないのだけが、ビールを冷やせなくて残念だったかも。

【再訪したい度】★★★★

黒川温泉には他にも気になる宿がいくつかあるものの、この宿は間違いなく「当たり」だったなと思います。
ほかにもいくつか、候補として考えていた宿があったんですが、宿の外観が、この宿が一番素敵でした。

宿内の共用スペースには薪ストーブがたかれ、コーヒーや紅茶がいつでも好きに飲めるようになっていたのもよかったです。

また、スタッフの対応もとても心地よいものでした。